フィギュアスケートの高橋大輔選手へのキス強要に続き、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長に新たなハラスメント疑惑が浮上。橋本氏が、元フィギュアスケート選手の浅田真央に安倍晋三前首相へのハグを強要したと2月25日発売の「週刊文春」が報じた。
記事によると、問題となったのは2014年4月25日に行われたソチ五輪・パラリンピックの入賞者を対象にした記念品贈呈式での出来事。橋本氏は当時首相の安倍氏に「(浅田が)総理にハグをして欲しいって」とけしかけたという。浅田は手を振って拒否し、安倍氏も「ファンに怒られるから」と乗り気でない様子。橋本氏はその後もハグを促し、周囲の雰囲気にも乗せられた浅田は結局、安倍氏とハグを交わした。この経緯は政府インターネットテレビの動画にしっかり残っているという。
橋本氏は“チュー”や“ハグ”を、するのもさせるのもよっぽどお好きなようだが、実は芸能界にもハグ好きな女優がいた。
「土屋太鳳です。20年10月16日の『NEWSポストセブン』が、土屋と俳優・桜田通の熱いハグをキャッチしました。その日、2人は深夜のラジオ放送に生出演。終了後、ラジオ局の外で土屋は桜田のもとに駆け寄り、笑顔で熱いお礼のハグ。2人は共演歴があり、プライベートでも仲がよいとはいえ、まるで恋人同士に見えるハグでした。
また、土屋は俳優の山崎賢人ともハグを交わしています。15年公開の映画『orange』で2人は共演。山崎が一足先にオールアップした日のこと。土屋と山崎はお互いを讃えて、最後に熱いハグを交わしました。ハグなどのボディランゲージで親密さを表現するのは土屋にとっては通常運転なのでしょうが、橋本氏のセクハラ報道に注目が集まる折から、今後は自重せざるを得ないかもしれませんね」(芸能記者)
ハグは素敵な愛情表現だが、橋本氏のように行き過ぎてはいただけない。
(石田英明)