関ジャニ∞の大倉忠義が5月22日放送の「あざとくて何が悪いの?」(テレビ朝日系)に出演。デートに使う飲食店の選び方を巡って、フリーアナウンサーの田中みな実と舌戦を繰り広げる場面があった。
田中と同局の弘中綾香アナウンサー、そしてお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が、恋愛における「あざといテクニック」に関して熱い議論を交わすこの番組。途中、「女性との最初のデートはどこに誘う?」と聞かれた大倉は、「赤提灯のような(庶民的な)店を許してくれる女性がイイ。わざとそういう店に連れて行くこともある」と答え、大衆居酒屋のチェーン店へ連れて行き、女性のリアクションを窺うのだという。
続けて、「チェーン店が嫌って言うような人がちょっとイヤ」と打ち明けたところ、田中がすかさずこれに反応。弘中アナが「今、(田中の)地雷踏みましたよ」と警告する中、田中は「そんなのね、最初はみんな『こういう所、大好き』って言うけど、毎回そういう所だと不満が噴出する」と述べ、デートの場としての庶民的なチェーン居酒屋はナシとのスタンスを示した。
これに大倉は「毎回じゃなくて、たまにイイ店を混ぜる。それでもイイ店に行った時と反応はそろえてほしい」と主張。店の価格帯によって態度を変えられるのがイヤなようだ。だが、引き続き田中は納得できない様子で、「1回目ならいいけど、それが続くと、『私ってこの程度の女ってことですか?』って思っちゃう」と反論。女性とのデートで何度もチェーン店に連れて行く男性への拒否反応を改めて強調している。
ほかにも田中は「彼女や奥さんは庶民的な店に連れて行って、遊んでいる女とはめっちゃイイ店に行ったりするじゃん。何なの!?」と怒りを爆発。チェーン店のデート利用に関する是非から、男性による女性への扱いの差について議論を波及させ、まるで実体験かのように不満をぶつけていた。
「値段に関係なく、デートを楽しむ姿勢を見せてほしいと語る大倉と、好きな男性からは特別な待遇を望むと熱弁した田中。視聴者からはこの両者の白熱したバトルについて、『大倉くんの負け 笑』『どちらの言ってることもすごく共感できる』『番組見てたら大倉くんと田中みな実が付き合ってそうに見えて仕方なかった 笑』などと様々な反響が集まり、2人の意見に共感できるといった声が出ています。しかし、デートでは何度もチェーン店の居酒屋を利用すると語った大倉に対し、ナシの姿勢を突き付けた田中には、一部から『逆に大倉くんの地雷踏んでるぞ』とのツッコミも出ました。というのも、大倉の父親は居酒屋チェーン店『鳥貴族』の創業者で代表取締役社長の大倉忠司氏。息子の立場から、実家の家業にエールを送るような格好となり、SNSには『チェーン店が無理だという女性はイヤだという大倉忠義、重みがある』『大倉くんとデートするのにチェーン店苦手なんて絶対言えなくない?笑 ご実家のこと考えたら』『大倉くんにチェーン店なんかイヤだとか言っちゃう女性は確かにやめたほうがいい』との指摘が集まっています」(テレビ誌ライター)
コロナ禍の自粛生活において、飲食店や居酒屋は大きな経済的ダメージを被っていることは想像に難くない。今回の大倉の発信がチェーン居酒屋の苦境を少しでも好転させるキッカケとなれば幸いだが、田中をデートに誘う場合には、より高級路線な店を選んだほうが賢明だといえそうだ。
(木村慎吾)