放送中のドラマ「コントが始まる」(日本テレビ系)でお笑いトリオ・マクベスのマネージャー・楠木実籾を好演している中村倫也。5月24日に最終回を迎えたドラマ「珈琲いかがでしょう」(テレビ東京系)では、主役の元“裏の世界の住人”で現在は移動珈琲屋「タコ珈琲」の店主・青山一役を熱演。1本のドラマの中で現在の「ほっこりキャラ」からかつての「狂犬キャラ」までを自在に演じ、新たなファンが増加したようだ。
さらに「コントが始まる」では、かつては歌手志望でマクベスが所属する事務所・パソリブレの門扉を叩いたが、事務所の社長から「歌手としては厳しいがマネージャーに向いてる」と言われて居つくことに。6月5日放送の第8話では、「4人目のマクベス」として楠木はマクベス3人を必死に売り込んできたのだが、そのことが当の3人には伝わっておらず。お互いにわだかまりを感じる状況が長く続いていたのだが、この回でやっと和解。マクベスの解散ライブのセットリストを楠木が手渡したことで、マクベス3人の誤解が解けるという、なんとも皮肉な展開となった。
「ネット上では『中村が演じる楠木の歴史がちゃんと見えた』『「珈琲いかがでしょう」の青山とは全然違うかっこよさを楠木に感じて沼オチしました』『主役も脇役も演じられるし本当に演技上手い』『中村さん、アンタはカメレオン俳優じゃないよ。演技オバケだよ』といった声があがっています」(女性誌記者)
公開中のアニメ映画「100日間生きたワニ」ではネズミ役の声を担当。「中村倫也が中村倫也の声のままで意外」という声も聞こえているが、自分の耳で確かめることをお勧めしたい。