俳優の田中圭が6月9日、映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」のトークイベントに登場。前日、体験したという「脳洗浄」について語った。
同映画は1998年の長野オリンピックが舞台。日本初の金メダルを獲得したスキージャンプチームの栄光を陰で支えた25人のテストジャンパーたちの知られざる感動秘話だ。本来は昨年6月19日に公開予定だったが新型コロナウイルス感染拡大を受けて2度の延期。今年6月18日にようやく公開される。
トークイベントで田中は、映画にちなみ「ソウルを感じた瞬間」について聞かれると、「昨日、『脳洗浄』というマッサージをしました」と回答。田中は脳洗浄について「マッサージみたいなもの。(店の人に)『脳もむくむんですよ~って言われて、ビフォーアフターを見たらマジで頭が小さくなったんですよ。ぐりぐりとやるのではなく、リンパを流すマッサージのような」と感想を語った。施術には満足したようで、「今日は、脳のコンディションはいいほうだと思います」と笑顔で語った。
しかし、ネットでは《ヘッドスパとどう違うんですかね》《脳が浮腫んで、頭のサイズが変わるまで頭蓋骨がふくらんだら重病でしょ》《田中圭大丈夫?》と施術に懐疑的な声が殺到している。
「『脳洗浄』をこれまで体験した芸能人はお笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介や銀シャリの橋本直、しずるの村上純、俳優の賀集利樹、モノマネタレントの丸山礼などがいます。『脳洗浄』とは脳脊髄液の流れをよくして頭の中に溜まった老廃物を流し、脳を活性化させて小顔効果も生まれるというもの。しかし、ニュースサイトの『女子SPA!』では『脳洗浄』について医学的な見解を美容外科医に聞いたところ、マッサージで脳脊髄液を流すことはできないし、それで小顔になることもあり得ないと否定しています。
過去には芸能人たちの間で『水素水』や『血液クレンジング』など健康やアンチエイジングをうたうものが流行りましたが、いずれも医学的効果は否定され、いつの間にか話題にも上らなくなりました。“脳洗浄”もその中のひとつとなりそうですね」(女性誌記者)
田中が体験したのは、いわゆるヘッドスパなのかもしれない。
(柏原廉)