6月14日に最終回を迎えた連ドラ「イチケイのカラス」(フジテレビ系)に来年公開を目指して映画化されるとの噂がまことしやかに流れている。
竹野内豊が演じる刑事裁判官・入間みちおを主役に据えた「爽快リーガルエンターテインメントドラマ」で、全11話の平均視聴率は12.6%と、確かに悪くない数字だった。
「しかし、映画化するほど好評だったかといえば疑問です。フジテレビの月9ドラマで映画化された最近の作品といえば、2018年7月公開の『コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-』が記憶に新しいかと思います。この作品は、2008年に放送されたシーズン1の人気が高く、全11話平均視聴率が15.9%だったことから翌2009年に単発スペシャルドラマがオンエアされました。その後2010年に放送されたシーズン2の平均視聴率は16.6%、2017年に放送されたシーズン3の平均視聴率は14.8%、翌2018年に放送された単発ドラマの平均視聴率は13.5%を獲得したことで、やっと映画作品となりました。しかも、このドラマには、当時はまだジャニーズ事務所に所属していた山下智久が主演しており、映画館に足を運びそうな多くの若年層を見込めました。しかし『イチケイのカラス』の主演・竹野内は、ネット上で『イケメンだけれども演技がうまいとは思わない』『大きなスクリーンで観たいと思う俳優ではない』『テレビに出ている竹野内を見るとおトク感があるけど、映画館でお金を払ってでも見たい俳優ではない』など、手厳しい声が向けられているようです」(女性誌記者)
とばっちりを一身に受けている竹野内。フジテレビはまず「イチケイのカラス シーズン2」を作ったほうがいいのかもしれない。