元横綱・貴乃花の花田光司氏の長男で靴職人の花田優一が騒動となった“父の日投稿”。
優一は「父の日」にあたる6月20日、自身のインスタグラム上に「fathersday」とのタグを付し、「親は一人 生んでくれてありがとう」と投稿。光司氏への感謝を綴ったつもりだったが、父ではなく母への思いを語った“挑発メッセージ”だと誤解され、ネット上で波紋を呼んでいた。
その後、優一は「父親は一人 生んでくれてありがとう」と訂正し、「ありがとうと伝えたかっただけなんだけど…」と誤った解釈を生んでしまったことを謝罪。また、6月29日配信の「NEWSポストセブン」の記事では、今回の一件について「妹たちは父の日に手紙を書いているし、僕もちょっとしたメッセージを出すぐらいはしたいと思っただけです。純粋に父への思いをさらっと書いただけなのに、『険悪な関係だと主張している』ように思われたのは不本意でした。たしかに一言しか書かなかったので言葉足らずだったかもしれないけど、こんな風に捉えられるとは思いもしなかった」と語り、世間の反応に驚いたという。
優一と光司氏が週刊誌を通して互いのネガティブキャンペーンや暴露合戦を展開していることも、誤解が生じてしまった要因とも考えられるが、優一は「メディアが対立を煽るのは仕方ないけど、父への尊敬と愛情が揺らぐことはないです。それとこれとは違う話なので」と説明。アンチファンからヤジを受けることは「どうでもいい」としつつ、「僕の気持ちが曲がった形で父に伝わってしまうのだけは、嫌だったんです」とも語った。
「雑誌を介した父親に対する暴露行為と、根底にある敬意と愛情は別物だと釈明した優一ですが、もしも彼が妹たちと同じように手紙で内々にメッセージを綴っていれば、こうした誤解や炎上は避けられたはず。また、“親は一人”として、“生んでくれてありがとう”と表現すれば、週刊誌上での激しい父子バトルを知る世間からは誤った解釈が生じるのは致し方ないでしょう。それを『こんな風に捉えられるとは思いもしなかった』と振り返る優一に対し、再びネット上では『これまでの言動から推察すれば至極自然な解釈。言い訳にしか聞こえないし、言い訳もらしさ全開』『年に一度の父の日に直接会いに行けば他人の余計な勘繰りは入らず、直接自分の言葉で伝えられたのにそれをしなかった』『産むのは女性なんだから、せめて“育ててくれてありがとう”にすればいい』などと、さらなるツッコミが集まっています」(テレビ誌ライター)
過去に、光司氏は靴職人としての活動に専念しない優一のマルチなスタンスに不満を持っていると報じられたこともあることから、今回のような弁明ではなく、ひたすら靴作りに邁進したほうが父にはより響きやすいメッセージとなるかもしれない。
(木村慎吾)