東京都小金井市で、タレント活動をしていた大学生が男性に刺された事件。容疑者はツイッターなどで彼女に対し執拗な書き込みを続けていたといいます。
今回の事件では、加害者がアイドル活動をしていたため、ファンへのコミュニケーションや自身の行動をアピールすることは活動の一環でもありますが、一般人女性もこれを教訓に気を付けなければいけないことは多いでしょう。
ネットを発端に女性が巻き込まれるトラブルについて、探偵事務所の社長に話を聞いたところ、こんな話が出てきました。
「気持ち悪い書き込みをしてきた人を特定してほしいという依頼は多いのですが、女性の場合はネット上に自分の顔や、肌を見せたりする写真を上げている人が多く、その写真がきっかけにトラブルが起こってしまうんです」
つまり、誰でも見られるような公開のSNSで顔を出したうえ、気軽に会ったこともない人とやりとりをしてしまうと、「普段女性に縁のない人にとっては、かわいくて自分も相手にしてくれる女のコと思われ、必要以上に親しみを持たれてしまう」のだといいます。
勘違いを避けるためには、返信をするにしても友達のように接するのではなく、あくまでも他人としてビジネスライクに徹するのが良いといいます。
Facebookなどでは自分の顔写真をプロフィールにする人も多いですが、それに対しても、
「プロフィール用の写真は基本的にキメ顔を作って撮りますよね。さらに、加工などで可愛く盛ったりする。これが危険を助長し、知らない男性に一段とやっかいな好意を持たれてしまうことになるんです」
可愛く見せようとついつい目を大きくしたり、肌を白くしたり加工してしまうという人は要注意。というより、それ以前に画像を載せるのは公開ページではNGと心得るべし、とのことです。