歌手の和田アキ子が9月2日に配信リリースした新曲「YONA YONA DANCE」が、Billboardが発表したTikTok週間ランキング(9月6日~9月12日)で14位にランクイン。大ヒットの兆しを見せている。
この楽曲は、ロックバンド「フレデリック」がプロデュース。フレデリックの軽やかでダンサブルなビートに、和田のソウルフルな歌声が繰り返し歌う「踊らにゃ損」のフレーズが注目を集め、ネット上には「普通なら考えられないコラボだけど最高すぎる」「中毒性高し」など称賛のコメントが書き込まれ、YouTubeで公開されているMVは、9月21日に再生回数300万回を超えている。
TikTokでは、和田と同じ事務所に所属するさまぁ~ずの2人、さらにインフルエンサーのなえなのや景井ひなが振り付けを楽しむ場面がアップされている。
「和田にとっては初めてとなる絵師・ヤスタツとのコラボも実現。イラストで描かれたジャケット写真の評判も上々。和田自身も『私のMVが全編イラストで作られるなんて今までなかったので、見た時は本当に面白いと思いました。キャラクターもかわいいし、“これ本当に和田アキ子のMV?”って感じですよね。令和の時代にアレンジされた和田アキ子が見られて、自分自身で嬉しかったです』と喜びをあらわにしています」(芸能ライター)
和田は今年4月、レコード会社をテイチクエンタテインメントからユニバーサルミュージックに移籍。さかいゆう、Ovall、Rin音、WONKといった人気アーティストたちとコラボ。そこには記念すべき40回目の出場を前に、2016年に落選した「NHK紅白歌合戦」への復活に賭ける並々ならない思いがあると言われている。
「これだけヒットして話題性のある楽曲なら、若い世代の出演者を引き連れて紅白の舞台で歌って踊る和田アキ子の姿が見られるかもしれません」(前出・芸能ライター)
この秋、和田アキ子から目が離せない。
(窪田史朗)