お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功が10月3日放送の「ジャンクSPORTS 3時間SP」(フジテレビ系)に出演し、東京五輪ソフトボール女子・上野由岐子選手が獲得した金メダルを手にするひと幕があった。
日本中を熱狂させたソフトボール女子の大活躍で、見事に金メダリストとなった上野選手らを前に、浜田は「凄いっすよねー!」と感動。しかし、上野選手からメダルを差し出されると、「いやいや、結構ですよ、大丈夫です」と恐縮し、これに上野選手は「いや、噛まなければ」と名古屋の河村たかし市長による“メダル噛み付き”騒動をイジるコメントで盛り上げた。
浜田は慎重に両手でメダルを受け取り、「凄いですよ、重たいし。輝いてますね」と驚嘆。「なんで噛んだんやろ‥‥」とも漏らし、大きな波紋を呼んだ河村市長の振る舞いに首を傾げた。
「同じくソフトボール女子で金メダリストとなった後藤希友選手が8月4日に名古屋市役所を表敬訪問。そこでメダルを渡された河村市長は後藤選手の了解を得ぬままガブリと噛み付き、大変な騒動となりました。一方、浜田は後輩芸人への豪快なビンタやド突き、蹴り飛ばしといった“暴行芸”で知られていますが、金メダルに対する接し方は河村市長とは正反対となり、アスリートへのリスペクトが感じられる所作を見せました。
上野選手からメダルを受け取った際の浜田の振る舞いに対して、ネットやSNSでは『浜ちゃんのほうが真っ当な人間の反応』『トークでは選手のことめちゃくちゃイジるけど、メダルやトロフィーには当然自ら簡単に手を出さないし、とても敬意を持って接している』『あのメダルの持ち方ひとつで浜ちゃんのアスリートに対する敬意がわかる』『この金メダルをもらうまでの選手の努力を考えたら噛むなんてあり得ない』『尊敬しているという気持ちが伝わってきます』などの反応が寄せられました。河村市長は丁寧にメダルを扱う浜田の姿勢を見習う必要があるでしょうね」(テレビ誌ライター)
河村市長とは比較にならないほど、アスリートへのリスペクトの思いを抱いていると言えそうだ。
(木村慎吾)