フリーアナウンサーの加藤綾子が10月6日、自身がキャスターを務めている「イット!」(フジテレビ系)に出演。レジ袋有料見直し議論が起きていることについて私見を述べた。
レジ袋有料化は前環境相の小泉進次郎氏が昨年7月に導入した肝いりの政策。しかし、買い物にエコバッグを持参する必要があること、政策の狙いが「プラスチックゴミ削減への問題意識を持つきっかけ」のみで環境には寄与していないこと、エコバッグを悪用した万引きの横行やスーパーの買い物かごが盗まれるなどの事例も発生するなど不満の声があがっている。
番組では、桜田義孝元五輪相がツイッターで山口つよし新環境大臣にレジ袋有料化のメリットとデメリットについて直接相談したと明かしたことを伝えた。加藤はこのニュースについて「せっかく始めたのに大臣が変わったからと、すぐにやめてしまうのでは、何のために始めたのかわからないですし、環境に対する意識改革は進んでいると思うので続けたほうがいいと思います」と見直しについては反対の立場を表明。その一方で「どれくらい効果が出ているのか、一方で問題点はないのか、そこは示してほしい」と述べた。
ネットでは《環境問題に寄与しているわけでもないのだからこういう議論が出てくるのは当然》《スーパーでエコバッグを隠れ蓑に万引きが横行していることを知らないのでしょうね》《レジ袋の有料化には正直反対。ゴミ袋が本当に不足して困るし、いくらエコバックって言っても「万引き」被害を助長するようなものだとテレビで万引きGメンの方も仰っていた》など反論の声が圧倒的。中には《この発言は、旦那さんの会社(商売)の影響を前提としているのでしょうかね。旦那さんは、食品スーパーですからね》など加藤の夫の事業に忖度していることを疑う声も。
「加藤アナの夫は、今年6月に結婚発表した際は“一般男性”としか発表されませんでしたが、『週刊文春』がすかさず『東京や神奈川を中心に約60店舗のスーパーマーケットを展開。年商2000億円を誇る企業の2代目社長』と報道しました。
経営者目線で見るとレジ袋有料化以前はレジ袋にかかるコストは商品代の中に含まれていたはずです。それが有料化に変わってからは商品の値段は変えずにレジ袋代を取ることができるようになっただけでなく、レジ袋の節減にもつながりました。さらにはゴミ袋の売り上げまで伸びていると言われています。有料化以前は無料でもらっていたレジ袋をゴミ箱に装着するなどゴミ袋として再利用する人が多かったからです。現場の声はまた別かもしれませんが、スーパー業界としては有料化のほうが売り上げ的にいいのではないかと言われており、加藤が夫の事業に忖度したのではと疑われたのもしょうがないでしょう」(芸能記者)
加藤はこの件に関しては積極的な発言には注意したほうがいいかもしれない?
(柏原廉)