お笑いコンビ・千鳥の大悟が11月7日放送の「超豪華! テレ朝バラエティMC芸人 夢の共演スペシャル!!」(テレビ朝日系)に出演し、南海キャンディーズ・山里亮太の妻で女優の蒼井優との初対面を振り返った。
5年後輩の山里と大阪時代から深い親交がある大悟は、山里の結婚後、ピースの又吉直樹の自宅で3人で飲み会をしていた時のエピソードを紹介した。宴は深夜3時頃まで続き、わざわざ蒼井が又吉の自宅に訪れ、山里を迎えに来たのだという。
大悟はそれが蒼井との初対面で、「僕、会ったこともないんですけど、又吉の家に入った瞬間にスーッてこうなって」と蒼井が正座してお辞儀をするポーズを再現し、「『いつもお世話になっております』って言って」と蒼井からの言葉を振り返る。これに山里は「自分が大悟さんにどれだけお世話になっているか。奥さんにもですし、家族全員に言っているので」と説明した。
また、共演したアンタッチャブル・山崎弘也も、ある日のスーパーで買い物中、偶然、蒼井と山里に遭遇したと回想。2人から丁寧なあいさつをされ、「山ちゃんっていいヤツだなって思いかけたんだけど、(山里の)性格上、違うな。(蒼井を)見せびらかしたなと思って。絶対、街中で俺にわざわざ声をかけることなんてない!」と山里の真の意図を邪推した。
これに山里は、先にスーパーで山崎を見つけたのは蒼井だったと説明。「奥さんが『あいさつは?』って言ってきたから、『しなくていい』って言った。そしたら奥さんが『お世話になってるから、あいさつしに行ったほうがいいよ』って。僕はあの時、ザキヤマさんに会いたいとは思ってなかった」ともぶっちゃけている。
「山里にとって、大悟の存在は“師匠”にも近く、まだ南海キャンディーズを結成する以前の2003年に山里がピン芸人『イタリア人』の名で、舞台でスベりまくっていた時代からの付き合い。当時の散々な出来だった山里に対し、大悟は『誰か毛布をかけてやれ』と声をかけ、優しくケア。以来、山里は『生まれて初めて優しくしてくれた人間』として大悟を崇拝し、『大悟さんがいなかったから、自分もここにはいない』と各所で感謝してきました。
そんな大悟との初対面時に正座でお辞儀をしたという蒼井。また、ザキヤマとのあいさつを避けていた山里を説得したことまで明かされ、ネットでは『ほんとによくできた人』『そういう気遣いが自然にできるから仕事が絶えないのですね。わざとらしくせず、ただシンプルに日頃の感謝を伝えるって大事だと思った』『蒼井優さんは、子役からこれまで芸能界で長くやってきているけど、人として常識をきちんと備え、芸人の妻という立場もしっかり心得ていて、山ちゃんはいい方と結婚しましたね』などの称賛がズラリ。
加えて、世話になっている大悟への感謝を蒼井や家族にも話しているという山里にも好感が集まっており、『山ちゃんもめちゃくちゃいい人だよね』『蒼井さんもいい旦那さんと結婚したって思うよ』『2人のエピソードを聞くたびに山ちゃんも蒼井優ちゃんも好きになっていく』との声も見られました」(テレビ誌ライター)
夫婦そろって好感度が爆上げするという珍しいエピソードトークになったと言えるだろう。
(木村慎吾)