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2021/11/16 10:15

原作者は期待も新田真剣佑ら実写版「ONE PIECE」キャスティングに不安の声

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2021/11/16 10:15

 ネット配信サービスのNetflixが11月10日、オリジナル実写ドラマシリーズ「ONE PIECE」の配役を発表。主人公が結成した海賊団“麦わらの一味”の1人、ロロノア・ゾロ役は俳優の新田真剣佑であることが判明した。

 同作は漫画家・尾田栄一郎氏の同名漫画を原作とした実写化プロジェクト。2017年に制作が発表されたが、その後詳細は明らかにされず、昨年1月30日に全10話構成、尾田氏がエグゼクティブプロデューサーとして参加することが発表されて以降、大きな動きはなかった。

 今回の発表では“麦わらの一味”を演じる5人の俳優たちは頭上に「WANTED」と書かれた“手配書”風に公開され、尾田氏による直筆コメントも発表された。

 尾田氏は「製作発表から何年だよ! ホントだよねー」と自虐的にコメントしつつ、「でもちゃんと進んでるんですずーっと! 文化の違う人達とチームを組むんだから簡単じゃないよ! でも、だからこそ生まれるものが必ずあるはず!!」とプロジェクトが着実に進行していることを報告。さらにメインキャストについては「顔、口の大きさ、手の大きさ、雰囲気、所作、声質、演技力、身長、仲間同士のバランスetc...! 世界各国のスタッフと議論を重ね、決定しました! 彼らこそ“麦わらの一味”になりうる人達です!!」と自信を見せた。最後は「完成まではまだ少し時間がかかりますが、世界中のみなさんに手放しで楽しんで貰える作品を送り出せるようがんばります! 続報にご期待ください!!」と締めくくった。

 しかし、ネットでは《何で実写化するんや? キャストがどうとかでなく現実的に実写化で漫画の面白さが作れる作品でないと思うけど。また人気漫画に汚点がつくと思う》《ネトフリで幽☆遊☆白書も実写化だっけか、原作ファンはそんなの望んでないよ》《ONE PIECEだけは実写化はやめてほしかった。写真見ても全然ピンと来ない。これなら昔やってたindeedのCMのキャストのほうが全然いいと思う》など作者が太鼓判を押しているにもかかわらず実写化自体に否定的な声が圧倒的にようだ。

「漫画の実写化は読者のイメージと異なる俳優が演じていたり、ストーリーを大幅にカットしたダイジェスト的な内容になったり、演出や特殊効果が漫画の迫力を超えられないなどの理由で否定的に捉えられることは珍しくありません。

 中でも09年公開の映画『DRAGONBALL EVOLUTION』と17年公開の映画『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は前評判も結果も散々だった代表的な例。『DRAGONBALL EVOLUTION』は製作に7年をかけ、作者の鳥山明氏も製作総指揮として関わっていましたが、完成したものは酷評され興行収入も奮いませんでした。鳥山氏は後に朝日新聞のインタビューで『脚本があまりにも世界観や特徴をとらえておらず、ありきたりで面白いとは思えない内容だった。注意や変更案を提示しても、製作側は妙な自信があるようであまり聞き入れてもらえず、出来上がったのも案の定な出来のドラゴンボールとは言えないような映画だった』と語っています。

 また『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章』は構想に約10年を費やし、スペインロケまで敢行したものの結果は初登場5位。2週目は10位と大コケ。タイトルには『第一章』と銘打ち、当初から続編ありきのプロジェクトだったのですが、いつの間にか自然消滅してしまったのかもしれません。

 もちろん、06年公開の映画『デスノート』や15年公開の映画『暗殺教室』など前評判を覆して大ヒットを飛ばし、続編が作られた例もあるのですが、読者は期待外れだった作品をトラウマのように覚えているものです」(芸能記者)

 今回も逆風の中、製作が進む「ONE PIECE」。果たして出来上がった作品、そして新田は前評判を覆せるだろうか。

(柏原廉)

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