法律違反の薬物騒動ほど大きな問題ではないものの、とあるラーメン店での出来事をつづったブログから大きな波紋を呼んだのは、タレントの小林礼奈だ。
小林は6月5日、「酷い話だよ」と題した記事を投稿し、とあるラーメン店にて娘らと食事をしていたところ、待っていたほかの客から「遅えよ」「早くしろ」などといった怒声を浴びたと告白。20時の閉店時間が迫る中での出来事だったとはいえ、小林は「熱いし、量が多いから食べるのに時間かかっていて、30分ぐらいかな? けど、まだ三分の一ぐらい残っていて食べ途中だったんですよね。。」とそれほど長時間滞在していたわけではなかったとしたが、物議を醸したのは店員からの対応について記載した部分だった。
小林によれば、自分たちを急かしたのは「子連れファミリーの親」だったというが、その後は「店員さんが来て『すいません、次の方たちが待っているので、、、』と言われまして」と、客だけでなく、店員からも退店を促されたというのだ。
「その後も小林は、『お店出る時も“おせえんだよ”って娘の前で言われて。なんか、、、あんな他人に酷いことを平気で言う親が自分の親だったら最悪だなって思って、お店を後にしました』『食べ終えてるのに喋っていたとかならわかるけどさ、、、』『久しぶりに好きなものを食べて楽しく外食していたのにすごく嫌な気分になった』などと嘆いていたのですが、このラーメン店が容易に特定できてしまう画像を複数枚掲載しており、大きな問題に発展してしまいました。
とりわけ、注目が集まったのは同店の店員から、まだ小林が食べていた最中にも関わらず、退店を促されたとの証言です。これが発端となり、同ラーメン店の対応を疑問視する声も上がり、しまいにはラーメン店が公式サイトで声明を発表する事態にまで発展。まだ食べている途中の小林に対し、『次の方たちが待っているので』と声がけした点については、店員側の確認不足だったとして謝罪し、『飲食店で召し上がっている途中のお客様に、“お席の方よろしいですか?”という言葉は本来あり得ません』と説明しました。
このラーメン店による声明を受け、そもそも店への不満を述べることを本意としていなかった小林は、店の名前がわかるような記事内容となったことに関して『大変お詫び申し上げます』と謝罪。『心ない言葉を受けたのはお店や店員さんでは決してなく、お客さんです。客同士のトラブルです』と綴っていました」(テレビ誌ライター)
その後は再三にわたって小林のもとに誹謗中傷の声が届くようになり、「直接の知り合いでもなく、直接話したこともない名前も住所も顔も明かしてない知らない人達に叩かれて良い人間ではありません。叩かれて良い人間もこの世に1人もいません。サンドバッグにしていい人間も1人もいません」「この世の中からネットいじめを無くしたい」などと訴えていた。
小林は今回のみならず、元夫であるお笑いコンビ・流れ星☆TAKIUEとのバトルでもたびたび炎上している。2022年は、穏やかな書き込みを期待したいところだ。
(木村慎吾)