活動休止中の人気グループ・嵐の二宮和也が主演した正月スペシャルドラマが“大爆死”したことを1月12日、ニュースサイト「東スポWeb」が報じた。
同記事によると“大爆死”したとされるのは1月3日に放送された「潜水艦カッペリーニ号の冒険」(フジテレビ系)。内容は第2次世界大戦を背景に二宮演じる厳格な日本海軍軍人と陽気なイタリア人たちとの友情と恋を描いた物語だ。
二宮にとっては嵐活動休止後、初のドラマ主演であり、女優の有村架純が脇を固めるなど話題性もあった。さらに1月3日午後9時という枠は昨年、先輩でもある木村拓哉主演の「教場2 前編」が放送され、視聴率13.5%を記録している。それだけにフジの期待は大きかったとされたが、フタを開けてみれば世帯平均視聴率はわずか4.9%だったという。同時間帯の天海祐希主演「緊急取調室 新春ドラマスペシャル」(テレビ朝日系)が11.3%と倍以上だったため、二宮の完敗と言える。
さらに前番組である「VS魂 2022超豪華新春3時間スペシャル」には二宮も出演しており、視聴率も8.2%と健闘していただけに、視聴者はドラマが始まってからチャンネルを替えてしまったことを如実に物語っている。
なぜここまでソッポを向かれてしまったのか。芸能関係者の証言として二宮と妻である元フリー女子アナとの結婚までの経緯がくすぶり続け、ファンが離れたからだとしている。
「二宮が結婚したのは19年11月。当時は20周年ツアー真っ最中というタイミングでの結婚発表だったため大きな波紋を呼びました。しかし、祝福するファンもいたので、不祥事ならまだしも、2年以上の前のことが今回のドラマの低視聴率に影響しているとは考えにくいですね。
ネットでも《数字が悪かった=演者の問題って訳ではないと思う。二宮を起用しなかったとしても同じ結果になってたんじゃない?》《ニノがどうのこうのというより、題材が悪かったと思う。見たいと思う内容じゃなかった》《キャスティングの問題ではなくて、単純にストーリーに興味が湧かないからかとは思いますよ》《教場と比べるのも酷だと思う。今回の作品と教場とでは全然質が違いすぎる。主役が逆だったとしても、似たような結果だったと思う》など二宮擁護の声が殺到しています」(芸能記者)
やはり、フジテレビの新春ドラマは「教場」頼みとなりそうだ。
(柏原廉)