コメディアンで女優のチェルシー・ハンドラー(41)が、16歳で2回の中絶をしていたことを告白した。1年の内に2度も人工中絶を経験したチェルシーは、1人目の妊娠の際に子供を産みたいという気持ちがあったものの、両親からの反対を受け中絶したことなどをプレイボーイ誌の「フリーダム」特集号で赤裸々に明かしている。
「中絶というアイデアは私の未熟な頭に最初に浮かんだことではありませんでした。人生の中でとても苦しい時を経験していました」「両親のことが大嫌いで、そもそも行為をするべき相手ではありませんでしたが、彼氏とは避妊をせずにしていました。そのことを気にしていなかった私は分別があるとはいえず、妊娠した時は、『いいんじゃない? 私、赤ちゃんを産むことができるわ。おそらく私は双子を産んで、2人に韻をふんだ名前をつけるのよ!』という感じでした」「もちろん、あの齢で子供を産み、自分1人で育てるなんでとんでもないことでした」「両親はそれをわかっていたので、私の人生で本当に初めてといっていいほど親らしい行動をとって、私をプランド・ペアレントフッド(妊娠中絶などを含む女性の医療サービスを中心に行う非営利団体)に連れて行きました。皮肉なことに、私が中絶をしている時に、親からの保護を感じたのです。それが終わった時、全てのことにホッとしました」
また、チェルシーは2度目の中絶においては、現金をかき集めなければならなかったとも明かしている。「プランド・ペアレントフッドに支払う230ドル(約2万4000円)をかき集めなければなりませんでしたが、とても安全な中絶でした」
そして、若かりし頃に2度も苦い経験をしたと認めたものの、チェルシーは自身の選択に後悔はないとし、「意図していない妊娠をするなど無責任なことです。私は16歳の時に2度もめちゃくちゃな経験をしました。私は正気に返り、自分の健康を脅かすことなく、また自分や家族を破産に追い込むことなく合法的に中絶できたことに感謝しています。41歳となった今、あの頃を振り返り『ああ、あの子を産みたかった』と思うことはありません」と続けた。