7月13日から始まったドラマ「家売るオンナ」(日本テレビ系)の初回視聴率が12.4%だったことがわかった。北川景子演じる中堅不動産会社のやり手営業ウーマンが、あの手この手で家を売りまくるこのドラマ。数字で見る限りでは高評価のようだが、ネットでの反応は賛否両論だ。
「無表情な役どころの北川には、その演技力に対して批判的な意見が多い一方で、千葉雄大や梶原善など脇を固める役者を称賛する声も。初回のご祝儀視聴率だったことも考えると2話以降、どれだけ視聴者をつなぎとめられるかに注目です」(芸能ライター)
気になるのは、この作品が過去のドラマと比較されている点だ。
「北川の『私に売れない家はない』という決めゼリフが、米倉涼子主演の医療ドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)に出てくる『私、失敗しないので』にソックリだという声が挙がっているのです。また、無表情の女主人公という点で『家政婦のミタ』(日本テレビ系)、『女王の教室』(日本テレビ系)、『ハケンの品格』(日本テレビ系)との類似を指摘する意見も。つまり、過去の作品の“いいとこ取り”だというのです。名前が挙がったドラマはどれも人気作品でしたので視聴者の印象も強かったのでしょう。それだけに、少しでも印象が近いと『ソックリ』『パクリ』と言われてしまうのです」(週刊誌記者)
年間100本以上のドラマを生み出すテレビ業界。似通うものが出てくるのは仕方がないことなのかもしれない。