昨年からニューヨークに拠点を移して活動中で、現在はミュージカル「ヘアスプレー」出演のため帰国している渡辺直美が6月27日、「しゃべくり007」(日本テレビ系)に出演。ここ数年、やたらと取り沙汰されているニューヨークの物価事情に関する“しゃべくり”で視聴者やスタジオ中を驚かせた。
「最近は、小室圭さんと眞子さんというロイヤルカップルが転居されたことで、NYの物価事情がワイドショーなどを通じて日本の一般の人たちの間にも広がりましたよね。ラーメン一杯2500円とか、年収4000万円ぐらいないとまともな生活ができないのとか。今回は、そんな驚きの現状を渡辺さんがさらに後押ししてしまったようでした。というのも、渡辺さんは高級店ではなく普通の店だと言ってましたが、そこで『朝ご飯で目玉焼きとパンとツナサラダ、食べたら7000円ぐらい』と話して驚かせ、さらに『ランチとかしたら普通に2万円とか。2人とかで2万円でたっけー(高い)って。そこにプラスしてチップ払わなきゃいけないんで』などと話して、スタジオ中をあきれさせていましたからね」(エンタメ誌ライター)
ところが、そんな渡辺のNY食事事情が拡散されると、「絶対に住めない」「日本でよかった」など額面通り受け取る人だけでなく、疑いの目でとらえる人たちも出現してしまったようだ。
「日本にもNYでの生活経験者はたくさんいます。そういう人たちからは、NYでは年収が高くても基本的に自炊だという声がとても多かったですね。渡辺さんは普通のお店だと話していましたが、お店で食べるのは仕事がらみや特別な時だけ、家族で外食することなどほとんどないという声が多く聞かれました。そして、普通の店でも安全な地域の店は必然的に高くなるし、そこまで気にしなければランチは2000~3000円程度、ディナーも5000円程度で済むと投稿しているNY在住の方もいました。つまり、渡辺さんが話したことは嘘ではないけれど、そもそも頻繁に外食すること自体がVIPのやることだというのがNY住まいの人たちの感覚のようです」(前出・エンタメ誌ライター)
SNS上には「朝食7000円はいくら何でも普通の店じゃない。ホテル内の店なんじゃない?」「いい店でもチップ込み50ドルで夜も全然いけるよ」「渡辺さんはお金持ちだからそんな店に行くだけ。普通のニューヨーカーは家でパスタ作ってますw」「ラーメンが高いって言われるけど海外の食べ物だから高く設定されていて誤解を招いてる」など、リアルなNY事情があれこれ書き込まれている。
日本でもあれこれ値上がりしているけれど、それでもまだ「日本でよかった」という意見には賛同したいかも。
(山田ここ)