いったい、どうしちゃったんでしょうか、カマキリ先生。よい子のみんなから慕われていた、昆虫の生態に詳しい通称「カマキリ先生」こと香川照之氏ですよ。とんでもない性的ハラスメントをしてしまい、テレビから消えました‥‥。そんな香川氏のことが、ホロスコープから解読できるかもしれない。そう考えて、生年月日を基に、香川氏のホロスコープを作成してみました。
ホロスコープというのは、西洋占星術で詳しく占うときに欠かせない、その人が生まれた瞬間の、惑星の配置図のことです。これを読み解くことで、その人のほぼ「すべて」が明らかになるのです。では、さっそく占ってみましょう。
ふむふむ。香川氏は、恋愛観を表す金星も、好みのタイプを表す火星も山羊座に配置されています。どうやら、落ち着いた大人が好みのようです。しっとりとした色香があり、着物が似合いそうなタイプが好きなはず。性格も古風で、控えめな性格の女性に惹かれるんじゃないかな。ただし、本気でお付き合いするには、相手の家柄や肩書、学歴なんかも気にしそうです。基本的に真面目なので、遊びの恋はできない人ですよ。
そんな香川氏が「やらかして」しまったのは、感情を表す月が、美と快楽を好む牡牛座に配置されているから。美意識が高く、優れた感覚を持っている香川氏は、味にも音楽にも服のセンスにもうるさいはずです。基本的に「体に気持ちいい」ことが大好きなので、もしかしたらシルクのパジャマなんかを愛用しているかもしれませんね。で、当然のことながら、女性とベッドで愛し合うことも気持ちいいので大好き。
とはいえ、山羊座の火星は、衝動や情熱を抑えます。普段は自分にも他人にも厳しいはずですから、そうやすやすと快楽に飲まれたりはしません。その一方で、自分の好みにどんぴしゃりの相手が現れると、熱くなって理性が吹っ飛んじゃうんですねー。ですから、ハラスメント被害に遭った方は、お気の毒なことに、香川氏のモロ好みだったのではないでしょうか。そう、山羊座の火星が象徴する、古風で落ち着いた色香のある、控えめな気品と美しさを備えた方。
もう一つ。香川氏の月と金星が取る角度が120度ということからわかるのが、マザコンの気あり、ということ。まるで幼い子どもが母親の胸をいじくり回すような感覚で、ハラスメントに走ってしまったんじゃないでしょうか……。
さて、香川氏の今後ですが、年運を表す木星が、生まれ星座から数えて4つ目の魚座に逆戻りする年末までは自粛の身。5つ目の牡羊座に進む年末から、復帰を考えていそうですよ。しかし、調子に乗れるのは5月まで。その後は6つ目の牡牛座に移動するので、再び地下に潜りそうですね。
(三田モニカ)8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に「A型人間の頭の中」「B型人間の頭の中」(いずれも青志社)など。