お笑い芸人のたむらけんじが、12月14日に自身のYouTubeチャンネルに謝罪動画を投稿。「50歳になったら芸人を引退する」と宣言していたが撤回する意志を表明した。
たむらは、昨年放送された「幸せやねん!7時間30分SP「(毎日放送)で「オレ、今48やん? 50歳の誕生日でもう引退しようと思ってる。これマジで」と引退宣言。ところが一転、今回の動画ではかしこまったスーツ姿で登場。「それから1年ちょっと経ちまして、いろんな方からお言葉をいただきまして」と、芸人の先輩や後輩・友人からいろんなアドバイスやお叱りを受け、「私、たむらけんじ、引退すると言ったこと、撤回させていただきます」と話し、「すみません」と頭を下げたのだった。 「幸せやねん!7時間30分SP」では「この世界、ダラダラやろうと思ったら、できるし、でも、ダラダラやってるやつは、絶対にあかん。もう決めた、ほんまに」「アメリカ行くって決めてん。向こうで何するかわからへん」とも語っていた。動画ではその点にも触れ、「(芸人を) やめなくてもやりたいことはできる」「来年の5月まで今いただいてるお仕事、一生懸命やらせていただいて、50歳になったら日本のお仕事は全てやめてアメリカに行きたいと思っています」とあくまでアメリカ行きはあきらめないと宣言した。
「たむらは、2月5日に陣内智則のYouTubeチャンネルに出演。ここで渡米について触れ、『今いちばんやりたいことは、モーテル』『アメリカのモーテルってすごいきれい。でっかいホテルは建てられへんけども、それに日本式のサービスを入れながら、飲食も併設しながらできたらおもろいなって。アメリカでいっぺん勝負してみたいのよ』とビジネスの展望を語っていました」(芸能ライター)
その1歩として今年の6月にロサンゼルスで開催された「ライジング・ジャパン・ミュージック・フェス」の司会に抜擢され、初めてアメリカでの仕事に挑戦。「最高以外の言葉が見つからない。みんなが楽しくしていたし、元気もよかった。しがらみがないアメリカが大好きです」と喜びの言葉を口にしていた。
やたらアメリカにこだわるたむら。果たして彼は芸人として、そして起業家として、海の向こうで成功できるのだろうか。
(窪田史朗)