タレントのマツコ・デラックスが1月9日放送の「5時に夢中!」(TOKYO MX)に出演。味噌汁を白米にかけて食べる「猫まんま」の是非について「何が悪いの?」と問いかけた。
この日の放送では、一般主婦から寄せられた猫まんまに関する悩みを紹介。「夫がご飯に味噌汁をかけて食べるのが不快。最近は子どもも真似をして困っています。夫には『家の中だけだからいいだろ』と言われますが…」というもので、マツコはこれに「私はご飯になるべく物をかけたくない人なので絶対やらないけど、家でやるのはよくない?」と述べ、夫を擁護した。
続けて、「こんな言い方したら失礼ですけど、ナイフとフォークでお召し上がりになっているような(上品な雰囲気の)お宅なんだったら、猫まんまを用意しろってのはあれですけど。猫まんまを食べそうな家なんでしょ?」と、相談者宅の家庭に言及。「ウチもそうだけど、皆、猫まんまを食ったっておかしくない家に住んでるわけじゃない!」「何が悪いの? 子どもの教育に悪いってこと?」と、猫まんまを禁止したがる理由を不思議がった。
「子どもに猫まんまをしてほしくないと考える親は一定数存在するも、その原因については様々な意見があります。まずは、その名の通り、テーブルに並べられた料理をまるで猫が食べるような方法で、ごちゃ混ぜにして食べるのは見栄えがよくないとする見方です。また、味噌汁をご飯の茶碗に移し入れ、そこに直接口をつけて食べる人が多かったことから、粗相につながりやすく、汁を吸う音も不快感をもたらす、といった意見もあるようです。いずれにしても、“家の外でできないような食べ方なら、家の中でもするべきではない”という人もおり、あまり推奨される食べ方ではないようです」(芸能ライター)
一方で、「なぜダメなのかをきちん説明せずに、ただ子供に“ダメなものはダメ”と注意するのは効果がない」「確かにちゃんとしたダメな理由はわからないかも」とする人や、「おじやとか雑炊があるから、おつゆの中にご飯を入れることそのものがNGってわけじゃない」「私は子供によく噛んで食べてほしいから、いけないのだと説明しています」など、様々な意見があるようだ。
それぞれの家庭で事情は異なるものの、「家族以外の人前ではやらない」という人が多いことから、子供にも真似をさせないのが賢明なのかもしれない。
(木村慎吾)