女優・堀田真由が徳川家光役を演じる”ドラマ10”「大奥」(NHK)の第2話が1月17日に放送され、堀田演じる家光の男装姿に”可愛い”の声が殺到している。
このドラマは「きのう何食べた?」や「西洋骨董洋菓子店」などが映像化されている漫画家・よしながふみ氏の同名漫画が原作。江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、若い男子のみが感染する”赤面疱瘡”と呼ばれる死に至る病が蔓延。男子の人口が女子の4分の1までに減少し、日本の社会構造も激変。家光亡き後、将軍職は女子(堀田)へ引き継がれ、大奥は美男3千人の男の花園と化していく、という「男女逆転」の設定の物語だ。
「ちょっとややこしいですが、堀田が演じる“オンナ家光”は、今話では、幕臣から疑われないように江戸城内では男装のお小姓姿なんです。その姿を見たネット民からは『堀田真由ちゃんの家光、原作から抜け出てきたみたい。かわいい!』『男装した堀田真由さん、かっこよくてかわいい』『めっちゃかわいい!抱きしめたい!!!!』といったキュンコメントが殺到しています」(テレビ誌ライター)
堀田演じる家光は、喜怒哀楽が激しく、心の機微を丁寧に表現していかなければならない難しい役どころ。この役を演じるにあたり原作者のよしなが氏から、「難しい役だよね。でも楽しくない?」と言われ、プレッシャーを感じながらも、「自分自身の代表作になる」と意気込みを語ったものだ。
「堀田は昨年、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)で、主人公・北条義時(小栗旬)の正室となる比企一族の比奈役を演じて注目されています。もともと同じ事務所の佐藤健主演の映画『るろうに剣心』を見て芸能界を目指し、2021年に公開された映画『るろうに剣心 最終章 The Beginning』にも出演しています」(女性誌記者)
今作の家光役を得て、堀田にはさらなる“追い風”も吹いているという。
「実は今作を巡っては、今年10月に予定されている受信料1割引き下げを前に、NHKサイドには『ドラマ10』の枠を『朝ドラ』『大河ドラマ』に続く、ヒットコンテンツにしたい思惑もあると言われています。そんなNHKの今後を占う重要な枠で放送されるドラマで爪痕を残せば、女優としてさらなるステップアップが約束されているというわけです」(前出・女性誌記者)
24歳の堀田にとって、今年は飛躍の年になりそうだ。
(窪田史朗)