まだレコードデビューはしていないものの、テレビ番組出演が急増しているのが、ジャニーズJr.内のアイドルグループHiHi Jets(ハイハイジェッツ)だ。
ローラースケートを特技とする5人組だが、その意味でも注目なのが、襟足の長い金髪ヘアが印象的な猪狩蒼弥だ。父親がローラーゲーム(1970年代にブームになった、ローラースケートを履いてトラックで行うチーム格闘技)のチーム・東京ボンバーズのメンバーだったのだ。
「その影響もあってでしょう。猪狩は、小学4年生でローラースケートを開始。通っていたローラースケート場でたまたま居合わせたジャニー喜多川氏によりスカウトされたそうです。そして小学5年生時の6月にジャニーズ事務所に入所しています。HiHi Jetsのローラースケートの振り付けは猪狩が担当しています」(女性誌記者)
そんな猪狩が2月23日放送の「タクシー運転手さん 一番うまい店に連れてって!」(テレビ東京系)に同グループの高橋優斗、およびなにわ男子の高橋恭平とゲスト出演。3人は事務所入所日が近いことから「ほぼ同期」とするも、高橋恭平は「あまり襟足の長い人とは仲よくするなって言われてます」と真っ向から猪狩をイジリ、共演者を笑わせた。
さらに同日放送の「トークィーンズ」(フジテレビ系)にはHiHi Jets が「Z世代アイドル」として出演。「流行は繰り返す」の言葉通り、以前流行ったファッションが繰り返し流行中であることが話題になると、ここでも猪狩は共演者の若槻千夏から「その襟足長いのとかさ、地元のヤンキーの子どもしかやってなかったから。また流行ってんだなぁと思って」とイジられることとなった。
「ツイッター上では『猪狩』と入力すると『襟足』と予測変換されるほど、この日は猪狩の長い襟足が注目されました。20歳の若者らしい容姿とは裏腹に、読書が趣味とあって、猪狩の語彙力と年上の共演者に対する礼儀正しさには定評があります。『トークィーンズ』では、若槻から『とりあえずさ、襟足切ってみれば?』と勧められると『絶対イヤです。これは切らないって決めてるんで』とキッパリ自己主張する場面も。こんな場面一つとっても、猪狩の認知度が急激にアップしたのではないでしょうか」(前出・女性誌記者)
生意気さと礼儀正しさを持ち合わせている20歳の猪狩は、人たらしの道を歩みそうだ。