俳優の水上恒司が2月28日、都内で行われた化粧品ブランド「ラ ロッシュ ポゼ」20周年記念ブランドアンバサダー就任発表会に出席。改名から半年経った現在の心境を語った。
水上は2018年に「岡田健史」の芸名で芸能界入り。同年、デビュー作として出演した連続ドラマ「中学聖日記」(TBS系)で脚光を浴びたが、その後、所属事務所「スウィートパワー」から昨年8月31日に独立。本名の水上恒司に名前を変えて再出発することになった。
改名から約半年が過ぎ、水上は「心機一転、名前も変わりました。マイナスからのスタートだと思いますので、またひとつひとつ積み重ねていきたいと思います」と現在の心境を明かした。
ネット上でも「良くも悪くも彼は“岡田健史”なんだよなぁ。水上恒司と言われてもまだピンとじない」「あれだけバンバン出ていたのにホントもったいない」「彼なりにどうしても事務所をやめたい理由はあったのだろうけど、もう少し上手な辞め方があったよね。離れてしまったファンも多いと思う」など、積み上げたキャリアを独立によって失ったと考える声が多かった。
「水上は『マイナスから』と謙遜していますが、23年度後期のNHK朝ドラ『ブギウギ』で女優・趣里が演じるヒロイン・花田鈴子の最愛の人・村山愛助を演じることが決まっています。同ドラマの制作統括・福岡利武氏によると、水上は21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』にも出演していますが、その時の演技が起用の契機になったとか。独立・改名は本人が思うほどマイナスではないかもしれません」(芸能記者)
ともあれ、この謙虚さと実力があれば、すぐに人気俳優の座に返り咲きそうだ。
(柏原廉)