9月20日、文化放送が定例の社長会見を開き、毎週木曜21時30分から放送中の「稲垣吾郎のSTOP THE SMAP」について、来年1月以降の放送が未定であると説明した。
91年10月にSMAPメンバー全員が出演する形でスタートし、現在は稲垣が個人で出演しているこの番組。今後について三木明博社長は「総合的に判断して番組をどうするか、編成を含めて全社的に考えて決めたい」とした。
この報道に、ネット上ではさまざまな憶測が飛び交っている。
「稲垣の声が聞こえる貴重な番組ですからね。SMAPは解散しても個人の活動は続けるはずなのに、存続の明言を避けた言い回しに、ファンは敏感に反応しています。『事務所の圧力がかかり始めた?』『タイトルを変えても続けてほしい』『“総合的に判断”って言い方が嫌だ』など、警戒、嘆願の言葉が多数書き込まれています」(芸能ライター)
今回の会見から、存続を危惧する見方もある。
「『編成を含めて全社的に考えて決めたい』の言葉が気になります。ジャニーズの出演番組は事務所の意向が強く働きますからね。もし“SMAP”の名称が使えなくなるとしても、ジャニーズ事務所がGOなら番組名を変えて続けることはたやすいはずです。それが、あくまで“文化放送の判断で”決めると言っているところに、年内での番組終了、そしてそれがジャニーズによる稲垣の締め付けではないと主張するための布石のように見えてしまいます」(女性誌記者)
25年にわたってファンとのつながりとなった番組だけに、今後も続けてほしいものだが。