4月3日に放送されたバラエティ番組「川島明の芸能界(秘)通信簿 春の3時間SP」(フジテレビ系)に、ジャニーズJr.内グループ・HiHi Jetsの猪狩蒼弥と作間龍斗が出演した。同番組での2人の発言が注目を集めている。
「猪狩と作間は今回、『キャスティングPが今呼びたい芸能人SP』と題したコーナーに出演。番組で彼らは、ジャニー喜多川氏が最後にスカウトした期待の新星と言われながら、いまだにデビューできていないと悩みを打ち明けました。その中で、『Jr.なんですけどいろいろあったじゃないですか? ジャニーズ事務所が…』と共演者に投げかける場面があったのです。この時、“いろいろあった”という表現に対して具体的な説明がなかったため、スタジオの空気が一瞬凍りつくこととなりました」(テレビ誌記者)
ジャニーズといえば3月、ジャニー喜多川氏の性的虐待が英国営放送BBCで取り上げられ、大きな問題に。今回、猪狩と作間はタレントやスタッフの退所や、ジャニー氏が死去したことについて言いたかったのかもしれないが、視聴者からは「いろいろあったって、性虐待問題のことしか思い浮かばない」「Jr.なのによくブッ込んだな」などと、ジャニー氏の報道に関するコメントが相次いだ。
この問題については先日も、「週刊文春」で報じられたという。
「BBCの放送後、日本では『週刊文春』が毎週のように、ジャニー氏から被害を受けたという元Jr.のインタビューを掲載しています。3月30日発売の文春では、12歳の時、ジャニー氏から下半身を触られ、キスをされたと証言する元jr.が登場。彼は当時、ジャニー氏から行為を受けたJr.メンバーと一緒にお風呂に入ったことも明かしたんですが、そのJr.メンバーは、シャワー室で下半身から血を流しながら『(ヒップから)血が止まらないよ…』と嘆いていたのだとか。このような生々しい報道が連日出ているため、ジャニーズによるテレビでのトークにもネガティブな反応を示す視聴者が多くなっているのでしょう」(前出・テレビ氏記者)
ジャニー氏の性加害問題について、テレビなどは現在も沈黙を貫いている。そのため、今後も大手メディアや芸能人たちの間ではタブー扱いとなりそうだ。