10月7日放送のNHK「あさイチ」で、ゲストとして出演した嵐の相葉雅紀が、自身を襲った病について言及した。
デビューして3年の02年、相葉は肺気胸で入院し、手術した。医師からは「治っても再発することも多いので、激しい運動は控えたほうがいい」と言われ、引退が頭をよぎり両親にも相談。料理人になって実家の中華料理店を手伝うことにしようと考え、ジャニーズ事務所に話をするところまでいっていたと言う。
「肺気胸は10代からの若い男性に多い病気です。簡単に言うと肺に穴が開いて肺腔に空気がたまり、肺が押されて小さくなり、胸痛や呼吸困難、咳などの症状が起こります。空気が大量に漏れると肺がしぼんで、さらに心臓を圧迫してショック死するということもあります。普通は軽度で発見されることが多く、その場合は安静にしていれば回復しますが、症状がひどい場合は軽度でも入院することがありますね。しかし、治ってからも繰り返すことが多いので注意が必要なんです」(総合病院医師)
確かに相葉は11年に再発して入院している。
「それでも、努力家な相葉は少しでも再発しないようにと地道なトレーニングを課しているそうです。『VS嵐』(フジテレビ系)など体育会系の番組でも活躍しているのは、そんな努力の賜物でしょう」(女性誌記者)
腕白な相葉も見たいが、今度はぜひ、番組で中華料理の腕前を披露してほしいものだ。
(伊藤その子)