まさか事務所からの移籍を示唆しているのか─。そんな不穏な発言を漏らしたのは、KAT-TUNの亀梨和也である。7月8日放送のラジオ番組「KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT」(FM NACK5)の冒頭トークでファンを不安にさせる“近況報告”が飛び出したのだ。芸能ライターが放送を振り返る。
「6月に開催されたロックバンド・GLAYのホールツアーに訪れたというエピソードでした。亀梨は小学生の頃からファンだったらしく、『生で音楽を楽しめるのは改めてすごい贅沢だなと感じました』といたく感激した様子。と同時に『Going! Sports&News』(日本テレビ系)の取材で渡米するなど多忙な時期にライブに行く自身に対して『亀梨くん“アクティブ”なんですよ』と明かす場面もありました。何でも亀梨によれば、今年はドラマやソロツアーをはじめとする仕事やプライベートの予定を“バツバツ”に詰め込んでいるんだとか。その理由として、『なるべく声をかけていただいたものにはリアクションしていきたい』と話した上で『いろんな人たちからいろんな話を聞いて、“自分の先に進む道”というものをちょっとずつちゃんと整えていこうというか…思考と行動をって感じなのかな…』と話していたんです」
自分の先に進む道─。ふつうは何となく聞き流してしまう言葉だが、目下のところ退所が相次いでいるジャニーズ事務所の人気タレントの口から出たコメントだけに聞き捨てならない含みを感じさせるというのだ。
「折しも元V6の三宅健や元King&Princeの平野紫耀と神宮寺勇太が、元ジャニーズ事務所副社長の滝沢秀明氏が設立したエンターテイメント会社『TOBE』への移籍を発表したばかり。さらに8月末に退所を予定しているKis-My-Ft2の北山宏光の合流まで囁かれている。とりわけ気がかりなのは亀梨と北山の関係です。芸歴は亀梨のほうが先輩ですが、同学年の2人は公私に渡って仲がいい。共演した『正義の天秤』(NHK)の撮影中も互いに投資の話をするなどベッタリだったそうです。メンバーの脱退が相次いだKAT-TUNのメンバーだけに北山の移籍に触発されて移籍あるいは独立が視野に入っているような気がしますね」(前出・芸能ライター)
8月18日にセカンドソロシングル「Cross」をリリースする亀梨。充実のソロ活動の先にあるキャリアプランにファンたちはヤキモキするばかりだろう。