タレント・中居正広が7月22日放送のラジオ番組「中居正広 ON&ON AIR」(ニッポン放送)で、映画撮影の影響で過去にカツラをかぶっていたことを打ち明けた。
突然の告白が飛び出したのは、同番組に寄せられたリスナーからの衣装にまつわるメッセージが発端だった。中居は2016年に解散するまでSMAPのリーダーを務め、「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)や、現在でもMCを任される「金曜日のスマイルたちへ」(TBS系)など、様々な人気番組に出演してきた。
衣装についての質問に、中居は、「『金スマ』では帽子をかぶってるけど、(『SMAP×SMAP』の料理企画)ビストロとか一時期、ボク、カツラかぶってたんですよ」と答えた。2008年に女優・仲間由紀恵と出演した映画「私は貝になりたい」で丸坊主にするシーンがあったことが理由だという。
「坊主を公開の前に見せないほうがいいっていうことがあって。映画を撮ってから1年か半年後くらいに公開で。坊主は見せないほうがね。映画の中でバリカンで切られるからって」と、振り返る中居。続けて「仲間由紀恵さん、元気かなぁ。どうしてるかなぁ」としみじみ語っていた。
「映画の撮影が影響しているとはいえ、国民的アイドルグループのリーダーだった中居による突然の“ヅラ着用の過去”カミングアウトには、驚く声が殺到するかと思いきや、実際には『誰しもが把握してましたよ』『薄々感じてました』『皆知ってます』との反応や、『え、むしろ今はかぶってないということ?』『役作りの坊主の時じゃなくて、その後のことかと思ってた』とする声まで出ています。中居といえば、以前より、ややエアリーで涼しげな頭髪が注目を集めることが多く、撮影後の一時的な着用ではなく、薄毛による常用だと勘違いする人も多かったようです。中には『もしも本当のカツラを使ってたとしても中居くんの魅力は変わりません』との声もあり、単に作品情報秘匿のためのカツラ着用という話題だったはずが、ネットには優しく擁護するような書き込みが見られ、本人の意図する反応ではなかったかもしれません」(テレビ誌ライター)
2019年には、同じ元SMAPの草彅剛と香取慎吾が、額を全開にした特殊メイクで“ハゲ兄弟”に扮し、発毛剤のCMに出演したことも大きな話題となった。
トップアイドルだったSMAPの面々も皆アラフィフを迎えており、以前にも増して、毛髪に関するテーマはより親近感を与えるものになっているのかもしれない。
(木村慎吾)