相手が反社会的勢力だろうがヤンキー集団だろうがお構いなし? タレント・関根勤が9月23日に公開したYouTubeチャンネルの中で、お笑いコンビ・キャイ~ンのウド鈴木の度胸について言及している。
この日の動画は「芸能人ケンカ最強とは!?」と題して、元K-1世界王者・魔裟斗をゲストに招き、芸能人の腕っぷしの強さにまつわるトークを披露した。
魔裟斗がハンマー投げ金メダリスト・室伏広治氏の名前を挙げたのに対し、関根は同じ事務所の後輩のウドを挙げ、「先輩をかばうためだとスゴいんです。男気があるんですよ。心の中に高倉健がいる。僕は“内倉健”って呼んでる」と、タフな一面があるという。
具体的な出来事として、私生活でも長く世話になっている芸人・出川哲朗が絡まれた際のやり取りを紹介。ウドはすぐに出川に「ちょっと待っててください。オレが話をつけてきます」と告げたといい、「平気で反社会(的勢力)の事務所に入っていく。『どういうことですか? 自分は先輩の代わりに来ました』って。だから、(喧嘩の技術より)そういう意味では強いのかもしれない」と、関根が明かす。また、柔道は「初段か二段」という腕前なのだという。
「ウドの“高倉健ばり”の男気については、19年4月放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、出川も言及しています。独身時代、ウドと繁華街で軽自動車に乗りながらナンパする女性を探していたところ、停車中に周りを『30人ぐらいのチーマーに囲まれた』とし、『おい!降りてこいよ!』と車を揺らす襲撃に遭ったと回顧。出川は『ヤバいよヤバいよ』とパニック状態になるも、すぐにウドのスイッチが入り、『隊長(出川)、何があっても、この車から絶対に出ないでください』と言い残して、車外のヤンキー集団と対峙。リーダーに顔を近づけ『謝らんかい!』と詰め寄ると、激昂したリーダーがナイフを取り出し『刺すぞ!』と脅してきたが、ウドは腹を出して『刺せるもんなら刺してみろ!こっちは本物なんだ!』と全く怯む様子がなかったようです」(テレビ誌ライター)
また、出川が夜の店で“その筋の人”に「一緒に飲めよ」と絡まれた際には、「出川さんはプライベートだから!」「オレはこの人に何かあったら命がけで守らなきゃいけない!」と徹底抗戦。すると、その筋の人から逆に感動されてしまったという伝説まである。
関根が言うように、先輩を守るためという状況下であれば、芸能界最強はウドなのかもしれない。
(木村慎吾)