7月8日スタートの山岳医療ドラマ「マウンテンドクター」(フジテレビ系)で主演を務める杉野遥亮。整形外科と山岳診療科の兼任を命じられ戸惑う主人公の宮本歩を演じるのだが、そんな杉野は、6月29日に放送された特番「BABA抜き最弱王決定戦 2024夏」(フジ系)に出演した際には、その“ポンコツ力”に拍手が起きているようだ。
この日、最弱王となったのはHey! Say! JUMP の山田涼介。番組冒頭で志村けんさんのモノマネをした山田は、このモノマネが今回の敗因ではないかと自己分析していたが、ネット上には「山田涼介はああ見えて意外とポンコツ」「顔は正統派イケメンなのに『なんでそっち?』っていうハズレを引く率が高いから好き。天然さんとは違うポンコツ感も好き」「最弱王になりそうな予感は予選の時から感じてた」といった声があがっている。
しかし、最弱王にならなかったとはいえ、山田と同等、もしくはそれ以上のポンコツ感を視聴者に与えたのが杉野だった。何しろ杉野は、手持ちのカードがダイヤの10とジョーカーの2枚だけになり、野村萬斎がダイヤの10を引き抜こうこうとすると、無意識的にそのカードをギューッと握り、抜かれまいとしたのだ。
この行為に共演者はもちろん、ネット上の視聴者も「何、今の」「かわいすぎる笑」「杉野くんが目をつぶってギューッて!子どもみたい」などと大盛り上がり。さらに「杉野くんは相手からどう見られるかとか、視聴者にどう思われるかとか、一切考えてなさそうなところがいいよね」「杉野くんは本気で負けたくないんだろうけど顔に全部出ちゃってたよね。このポンコツ感が好き」「正直でポンコツなマイペース人間てだけでバラエティ向きだと思う。ジョーカーが手元に回ってくる率が多すぎだし、すべてを顔に出しすぎ。でも本人は無意識ってかわいすぎやろ!」など、ポーカーフェイスでいられない正直さや、ジョーカーが回ってきた時の無意識と思われる顔面反応などのポンコツぶりを「かわいい」と感じた人が多いようだ。
「前日に放送された『さんまのまんまSP』(フジ系)に出演した杉野は『人付き合いが苦手』と話していましたが、杉野のキャラクターに理解のある人でないと、嫌われてしまう危険性が高いことが容易に想像できます。ここまでマイペースで社会性に難がある人は、個性派俳優として大成しそうです」(女性誌記者)
新ドラマ「マウンテンドクター」の主人公は、まっすぐでかっこいいキャラのようだが、まっすぐすぎておかしなキャラを演じられるようになったら大化けしそうだ。
(津島修子)