お笑い芸人・明石家さんまが8月31日放送のラジオ「ヤングタウン土曜日」(MBS)で、自身が再婚をしない理由を語ったところ、元女優とのできちゃった再婚を発表した俳優・東出昌大と比較して、「人格が違いすぎる」との声が上がっている。
東出が不倫報道により女優の杏と離婚したのは2020年8月。3人の子どもは杏が引き取って育てているが、東出は21年秋から山暮らしを始め、そこで距離を縮めた元女優の松本花林とこのほど再婚に至っている。
一方、さんまは女優・大竹しのぶと1992年に離婚。長男・二千翔さんと長女でタレント・IMALUとは現在も誕生日会や食事会など定期的に交流があり、夫婦関係を解消した後も家族との時間を大切にしている。
ラジオリスナーから、再婚した東出にもさんまのように子どもと繋がりを持ち、末永く幸せであってほしいというメッセージが届くと、さんまはこう話した。
「まぁ、杏さんのところがどうするかやけども、俺が結婚しなかったのは、IMALUと会えなくなるからやし、多分、俺が結婚したら(大竹が)『IMALUと会わさない』ってなるし、『IMALUも会いたくない』って言うから、違うお母さんができたら。それで俺は今、こういう生活になってんねんけど」
再婚をしないのは子どもの存在が大きいというのだ。さらに続けて、
「向こうのお母さん(杏)と娘さんがOKなら、多分東出くんも会いたいやろうし、それは話し合い次第。ただ、そこまで持っていくのには、どれだけ向こうの要求に合わせて、頭を下げて、嫌なことを言わずに何年間かだけ過ごしたらこういう風になれる。俺のとこが別にいいわけではないけど。俺は二千翔とIMALUに会いたいからそういう行動に出ただけやけども。でも、こうしたことが今になっては正解かと思えるだけです」
そして、最後は「誰がオムツを替えてくれるんですか?」と自虐した。
「じつは東出も3人の子どもへの愛情を語ったことがあり、5月配信のABEMA『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』の中で、再婚の可能性について聞かれ『もしウチの娘たち、息子が大きくなった時に、“お父さんのところだったらいつでも来ていいよ”って言える親父でいたいんですよ。だから新しい家庭を持つことは全然考えていない』と説明。にもかかわらず、そのわずか3カ月後に、今年に入ってから交際を開始したという花林さんとのデキ婚を発表し、自身のYouTubeで『今、めっちゃ幸せ』と語るなど、さんまに比べブレブレな印象を抱いてしまいます。もちろん、離婚後に再婚をすること自体に問題があるわけではありませんが、発言と行動の不一致が批判を招いており、今回のさんまの話には、世間から『人格が違いすぎる』『東出はその場その場で調子の良いこと言ってるんだね』『ちゃんと二千翔とIMALUに会いたいからって言えるのスゴイ』『さんまさん、彼には何をアドバイスしても無駄です』といった反響がありました」(放送記者)
東出のデキ再婚報道の直後とあって、さんまのポリシーの一貫性が際立つ放送となった。
(木村慎吾)