小池栄子と仲野太賀がW主演しているドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系)の第10話が9月4日に放送され、世帯平均視聴率は5.9%だった。
今回の物語は、未知の新種ウイルス「ルミナ」が、アメリカ帰りの日本人男性から検出される。この男性は、歌舞伎町で働くホストの板垣凌介(戸塚純貴)。入国審査の場で発見され、そのまま病院に搬送された。
ルミナは、ECMO(体外式膜型人工肺)を使用しなければ、熱が下がらないまま5日以上生き延びたという報告例がない、危険な感染症。搬送された時は、会話も通常通りできる状態だった板垣だったが、あっという間に悪化。亡くなってしまった。
彼が歌舞伎町のホストだということで、ルミナは「歌舞伎町ウイルス」と呼称されるようになり、南舞(橋本愛)たちが活動するNPO法人「Not Alone」は非難の的となってしまう。
国家資格を取得し、勝どき医療センターの研修医として働いていたヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)だったが、東京都の感染者数が100名を超えた頃、2週間の休みとなり「聖まごころ病院」に戻ってくる。そして、ルミナの感染者を受け入れるべく、院内の改造と感染予防に奔走するのだった。
この回では、朝ドラ「虎に翼」(NHK)で弁護士の轟太一を演じている戸塚が出演。「虎に翼」からの出演者は戸塚で9人目。ドラマ冒頭から登場した戸塚にSNS上は「早速、戸塚くん」「出ました!」「轟の面影見えない戸塚くん、すごい」など、大いに盛り上がった。
「戸塚の次の10人目が誰になるか、話題になっていました。予測として多かったのは、『虎に翼』で主人公・寅子(伊藤沙莉)の再婚相手で裁判官の星航一を演じている岡田将生。岡田は、ドラマや映画の宮藤官九郎作品に多く出演していますからね」(テレビ誌ライター)
9人で打ち止めか? それとも10人目がいるのか? こんな予想で盛り上がるのも、クドカン作品の魅力かもしれない。