志村さんに「パパ」、上島竜兵さんに「竜ちゃん」松岡昌宏流「先輩芸能人との心の距離感」とは

 男性アイドルグループ「TOKIO」の松岡昌宏が自身のYouTubeチャンネル「松岡のちゃんねる」(8月28日付)で、語った今は亡き「ダチョウ倶楽部」上島竜兵さんとの思い出が、2人の絶妙な「心の距離感」をうかがわせている。

 往年のクイズバラエティ番組「なるほど!ザ・ワールド!」(フジテレビ系)で上島さんと共演した当時松岡は、18歳。松岡が言う。

「『竜さん』『上島さん』って呼んだら、『松岡くん、竜ちゃんって呼んで』って言ってくださったの。それでオレずっと『竜ちゃん、竜ちゃん』って言うんだけど、ある時から竜ちゃんがオレのことを『松兄』って呼ぶようになったの。そうすると、有吉弘行さんとかからすると、『何でうちの(事務所の)先輩が、松岡くんに松兄って呼んでるのに、あなたは竜ちゃんって呼ぶんだ』みたいな…」

 松岡は2020年5月6日放送のトークバラエティ番組「TOKIOカケル」(フジ系)の中でも、上島さんから「おいしいから“竜ちゃん”って呼んで」と請われ、竜ちゃんと呼ぶようになった経緯を明かしている。しかし、それを知らない世間からは「20代の頃、すごく叩かれた」と苦笑交じりに回顧したのだ。

「上島さんが亡くなった、22年5月11日(享年61)から9日数えた20日、主演の松岡が女装した家政夫に扮するドラマ『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)の第5シリーズの第5話に上島さんがゲスト出演。上島さんは持ちギャグの『くるりんぱ!』を劇中で披露しており、『上島さん出てきて泣きそう』『最後のくるりんぱかも』とネットを賑わせたのも記憶に新しいところです」(ネットライター)

 松岡のチャンネルに話を戻せば、志村けんさん(20年死去)とのエピソードも同動画では紹介している。年下の松岡にも敬語を使う志村さんが、松岡が30歳になった頃、「もうそろそろいいか?」と敬語をやめた。

「タメ語で喋ってもらえるようになったから『志村パパ』って呼ばせてもらえるようになった」

 志村さんも、上島さん、きっと今頃は松岡の活躍を空の上から見守っていることだろう。

(所ひで/YouTubeライター)

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