あなたは普段の生活でどのくらい笑顔になりますか?
もし、毎日がつまらなく感じていて笑顔になる回数が少ないのなら、少し考え方を変えた方がよいかもしれません。笑顔の効果は絶大で、活用すべきものだからです。詳しくみていきましょう。
■笑顔の人を見ると笑顔になるワケとは?
いつもニコニコしている人と一緒にいたら自分まで笑顔になっていた……という経験はないでしょうか? これは“ミラーリング”という心理現象で、相手の笑顔があなたに伝わった結果といえます。
うれしいから笑うのではなく、笑うからうれしくなるという言葉もあります。これは表情筋と脳の神経細胞の関係によるもの。相手から伝染した笑顔だったとしても、本気でうれしく感じてしまうのって不思議ですよね。
■笑顔になると敵が減る!?
笑顔でいることによって、周りの人に安心感を与えることができます。よく知りもしない人が仏頂面をしていたら、誰だってあまりよい気分にはなりませんよね。最悪の場合、「私のこと嫌いなんだな」と誤解してしまうかもしれません。
逆に、笑顔の人に対してはどうでしょうか? 相手がニコニコと話しかけてきているのに、「敵だ!」と判断する人はいないはず。笑顔でいるだけで相手からは敵認定されづらくなるため、人間関係も上手くいきやすいのです。
■元気がないときこそ笑顔で!
人間の脳はよく騙されます。だからこそ、「元気が出ないな……」と思ったら無理やりにでも笑顔を作ってみてください。そうするだけで脳内物質が分泌され、「私は幸せかも……」と脳に錯覚させることができますよ。
大山奏(おおやまかなで) 大学で心理学を専攻し心理カウンセリングを学ぶ。心理学を恋愛やライフスタイルに応用して楽しむ方法をいつも考えている。アロマテラピスト、カラーセラピスト、整体師でもある。多くの媒体で恋愛コラム、ハウツーを執筆中。