芸歴5年目のお笑いタレント・やす子が大興奮で明かした“過去最高月収”の告白に対し、まさかのアングルからのツッコミが続出している。
やす子といえば、親しみのあるキャラクターで“好感度芸人”として君臨し、「2023年ブレイク芸人ランキング」(ORICON)でも堂々の1位を飾るなど、現在最も勢いに乗るピン芸人。そんな彼女が自身の預金口座に振り込まれた金額に“大仰天”したのは、11月1日放送の「共通テン!日本中の名品を食らう&食費パンパン女子大集合SP」(フジテレビ系)でのこと。
多忙なやす子がショッピングを楽しむ様子に密着したところ、この日のロケ収録日がたまたま給料日だったといい、「どのくらい入ってるのか見てみたいと思います。給料というか、働いた分のギャラですね」と、その場で振り込まれた額を確認した。
すると、やす子は「えぇっ!?」と絶叫し、「何があったんだ?」と、ギャラが想像以上だったことを示唆。いわく、自身のギャラは「2カ月前のが入ってくる」のだといい、今回は「過去最高額です」と打ち明け、スタジオでも「もう笑いが止まらなかったです」と話している。
番組は11月1日の放送ということで、やす子に最高月収をもたらした稼働は8月前後ということになる。となると、やはり、彼女のキャリアで間違いなく最も大きな仕事だったであろう、「24時間テレビ」(日本テレビ系、8月31日~9月1日生放送)のチャリティーマラソンの存在が視聴者の頭をよぎったようだ。
「やす子は毎年恒例のこの大型特番で80キロの“募金マラソン”に挑戦し、台風10号が接近する中、ずぶ濡れになりながら完走。圧倒的なテレビ出演回数を誇る人気芸人を、長期間のトレーニングや準備で拘束しなければならないため、ネットでは“超高額ギャラ説”も浮上していたが、これにやす子本人が9月2日更新のXで『チャリティーマラソンのギャラ1000万円ってデマが飛び交ってるけど、一銭もいただいてないですよ!憶測やデマを信じちゃうのやめたほうがいいですよ』と反論。続けて、“ノーギャラ”は『自分の申し出なので』と明かし、“タダで80キロを走らせた”ことへの日テレ批判が出ていることには『番組ひどい!と叩かないで…』と懇願していました。とはいえ、日本テレビ側としては、8月31日からの2日間ぶっ通しでマラソンを走らせた上、7月16日のランナー抜擢発表から約1カ月半もの準備期間中も、トレーニングに多くの時間を費やしたやす子に一銭も払わないというのは非現実的です。しかも、その期間中は仕事を通常期よりもセーブしていたはずなので、2カ月後の10月に過去最高月収を記録するというのは、やはり“マラソンのギャラがとんでもなかった”以外に考えられないのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
ネットでも、8月分のギャラに興奮するやす子に対し、「24時間テレビはギャラ無しって言ってなかったっけ?」「ギャラもらってんじゃん」「あんまり言わない方がいいのに」「マラソンのギャラが通常の給料に上乗せされた額でしょうね。本人が拒否しても事務所には支払われてるでしょうから」との反応が寄せられた。
もちろん、“最高月収”の中にマラソンのギャラが含まれているのかどうかは関係者のみぞ知る話。月収の内訳は今後も世間に明かされることはまず考えられず、世間からすると、「笑いの止まらない」やす子に対し、“結局、お金もらってんじゃん”とツッコミの一つも入れたくなるのも無理はないだろう。
(木村慎吾)