水谷豊が主演を務め初代・相棒の寺脇康文とのコンビが好評のドラマ「相棒 season23」(テレビ朝日系)。第6話が11月27日に放送され、世帯平均視聴率は10.6%を記録した。
この日放送された物語では、杉下右京(水谷)と亀山薫(寺脇)の旧知の仲であるゲイバーのママ・ヒロコ(深沢敦)に殺人の疑いがかかる。殺されたのは、NPOを利用したマネーロンダリング疑惑のあるコンサル会社の社長・幸田。ヒロコが携わっているボランティア食堂を隠れミノに、脱税や援助の着服をしていたことが発覚する。ヒロコは、幸田に抗議すると息巻いていた。幸田の刺殺体が見つかった後、ヒロコママは行方不明となる。
杉下は幸田の持ち物から、10年前の未解決強盗事件にかかわる高級万年筆を見つけ…。
ヒロコの登場に視聴者からは「ヒロコママ!好きなんだよな~」「ヒロコママ存在だけで面白い」「右京さん、ヒロコママのことを当たり前に“彼女”って呼んでいて、さり気なさに感心した」など、久々のヒロコ登場に歓喜したようだ。
「ヒロコママの次は、元捜査一課の三浦信輔(大谷亮介)が登場。三浦は2013年放送のseason12第1話でケガのために警察を辞め、2016年の元日スペシャル以来の登場。彼の登場にも歓喜の声があがりましたが、その一方で『懐かしの顔が続々登場で相棒の終演が近づいてきてる感じが強くなる』『懐かしい顔はうれしいんだけど逆にいよいよ終わりが近いのかなと心配になる』などのコメントが相次ぎました。先日、3代目相棒の甲斐享を演じた成宮寛貴が、芸能界復帰を宣言したこともあり、逆に『相棒』は終わりに近づいているのでは?と、不安になっているようです」(テレビ誌ライター)
2000年の単発ドラマでスタートした「相棒」。いつか終わる日が来るのかと思うと、さみしさがよぎるのだろう。