圧巻の事業総売上を公表し、世間の度肝を抜いたのは実業家としての顔も持つ人気YouTuber・ヒカルである。
2016年より現在のメインチャンネル「ヒカル（Hikaru）」を開設したヒカルは、数々のヒット動画を連発し、490万人を超える登録者を獲得すると、音楽活動やアパレルブランドの創設、脱毛サロンのプロデュースなど、近年では実業家としての活動も展開している。
そうした中、12月20日に公開された動画「年商いくら？ヒカル関連事業の総決算をすべて公開します」では、2024年1月から10月までに達成した全ての事業の総売上を発表した。
現時点で、ヒカルが手掛けている公表可能な事業として、YouTubeプロモーション、ライブ配信、コンサルティング、アパレル、コスメ、ホテル事業、ヘッドスパなど多岐にわたり、全ての総売上は124億円に達しているという。
また、2025年の目標金額としては「1000億円」と豪語し、「普通にYouTube（だけを）やってたら、絶対ここには到達できない」と述べ、YouTube活動のプラスアルファとしてこれだけの事業を展開しているケースはごくマレだと語っていた。
「様々なジャンルに着手してはいるものの、その根底には、YouTubeにおける圧倒的な数字の結果があると言えます。ヒカルの場合、公開する動画は全てが100万回再生を突破する“バズりが日常”で、最後にこれを超えられなかったのは2023年7月18日（93万回再生）まで遡る必要があります。およそ1年半もの間、全動画が100万回再生を超え続けるというのは異例のケースで、しかも、ヒカルの場合、2時間から3時間という極力編集を入れない長尺の動画でこれを達成しているのは特筆すべき点です。中には、4時間40分もの動画で279万回の再生を記録しているものもあり、いかにヒカルの視聴者が彼に魅了された“深いファン”になっているかがわかります。また、その動画内で自身の事業の魅力などをPRする術も見事で、現状では、どんな事業を手掛けてもある程度の結果が得られるという“無双状態”となっています。本人としてはまだまだ上昇志向が強く、今後、事業の総売上を400億円、1000億円と増やしていきたいと意気込んでおり、ネットでは『一般人がYouTubeを利用して成り上がった稀有な存在』『色々言うやつはいるけど、普通に凄いこと』『この人は仮にYouTubeがなかったとしても絶対に他の分野でも成功してたと思う』『嫉妬されるのも納得の才能』などと讃える反応がありました」（テレビ誌ライター）
歯に衣着せぬ発言が賛否を招くことも多いが、周囲を黙らせるレベルのとんでもない結果を出していることは確かだろう。
（木村慎吾）
