【ミステリという勿れ】映画版を完全ノーカット放送でも“続編ドラマ”に拒否反応が強いワケ

 2023年に公開され、興行収入48億円の大ヒットを記録した菅田将暉主演映画「ミステリと言う勿れ」の完全ノーカット版が1月4日、フジテレビ系で放送され、視聴率は8.9%と発表された。

「ミステリと―」は、漫画家・田村由美氏の作品で、2025年現在も「月刊フラワーズ」に連載が続いている。テレビドラマは22年に放送され好評だったため、翌23年にはepsode15の「失われた時を重ねて」が「特別編」として放送された。

 映画は、原作コミックス2~4巻で展開された通称「広島編」。広島の富豪である狩集家の遺産相続問題に久能整(菅田)が巻き込まれるというストーリーだ。

 映画が初めて地上波で放送されたからか、視聴者からは「続編」を望む声も再燃したのだが、その逆に近い懸念の声も少なくない。いったいどういうことか。

「ドラマの第1話『容疑者は一人だけ』は、原作と寸分違わずに映像化されていました。ですが2話からは、久能と大隣署唯一の女性刑事・風呂光聖子(伊藤沙莉)を絡ませるため、物語は大きく変更。特に第8話と9話の『アイビーハウスの謎解きミステリー』編の原作では、久能と同じ大学の学生・相良レンが登場するのですが、風呂光に置き換えられたために、原作ファンからブーイングが起こりました。また、久能と心を通わせるようになった謎の女性・ライカ(門脇麦)も、原作では何度も登場する重要人物であるにもかかわらず、ドラマでは早々に退場させています。視聴者からも『ライカさんの退場早すぎたよね。富山編の映像化、観たかったな~』『ドラマ版の脚本が改悪』『ライカやレン君と整の関わりが物語上では重要なのにそれを無しにされた』など、脚本に対する不満が多い。ドラマ化されていない部分の原作では、ライカはまだまだ登場しているのに、ライカの部分をナシにしての物語は、見たくないようです」(テレビ誌ライター)

 映画は、原作者の田村氏が何度も現場で監督と打ち合わせを重ねていたという。脚本が、原作漫画の作者が逝去するという一連の問題が起きた「セクシー田中さん」(日本テレビ系)を担当した相沢友子氏なのも、視聴者から懸念された理由の1つのようだ。

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