4月期放送の新ドラマ情報がぼちぼち聞こえてきた。中でもフジテレビ水10ドラマ「Dr.アシュラ」で主演する松本若菜に対して、心配する声の多さに驚いている。
松本は昨年7月期放送の「西園寺さんは家事をしない（TBS系）、10月期放送の「わたしの宝物」（フジ系）で主演。たった1クールの間を空けたタイミングの4月期でまた主演するというのだから、「体調は大丈夫か」「美しいから忘れてしまいがちだが、松本は41歳だぞ？もう少し休ませてやれよ」「ここまでGP帯の主演ドラマが続くと飽きられそう」などという声がネット上にあがるのも納得だ。
中には「田中圭を見習ったほうがいい」という興味深い声まである。この指摘の意味は、田中の仕事量の多さは誰もが知っていることだが、ドラマと映画、GP帯ドラマと深夜ドラマ、主役と脇役など、仕事にバリエーションがあるのに対し、松本は主演ドラマが続いている、と心配しているらしい。
確かに田中の仕事ぶりを振り返ってみると、地上波ドラマで田中が主演したのは2023年放送の「ブラックポストマン」（テレビ東京系）が最後で、それからは脇を固めている。仕事をしたくても仕事がなかった時期のあった松本は、「来る仕事は拒まず」の姿勢を取っているのかもしれないが、どうか体調だけには注意してほしい。
ちなみに松本が「Dr.アシュラ」で演じる杏野朱羅（あんの・しゅら）は、帝釈総合病院救命科に属する39歳のスーパー救命医。この設定だけでも「どこかで聞いたような」と感じてしまうほど、医療ドラマはあふれているが、今作はどんなドラマになるだろうか。
医療マンガを得意とする、こしのりょう氏による同名コミックを原作に、ドラマのオリジナル要素も加味するというから楽しみにしていたい。
（津島修子）
