中居正広の女性スキャンダルに巻き込まれる形で、開局以来の大ピンチに陥っているフジテレビ。現在は、第三者委員会による調査が行われているところで、調査報告書は3月末をめどに提出される予定だ。
そんなフジテレビから、女子アナが3人も一気に退社することが報じられた。報道番組などに出演していた椿原慶子アナ、「めざましテレビ」のメインMCとして大活躍した永島優美アナの退社を文春オンラインがすっぱ抜くと、さらに入社3年目の岸本理沙アナも3月いっぱいで退職することを同メディアが報じた。岸本アナは「めざまし8」や「ぼかぽか」などに出演する有望株だけに、局内に動揺が広がっているという。
「子育てが大変な時期の椿原アナと永島アナが家庭を優先して退社を選んでもおかしくないが、入社3年目でこれからが期待される25歳の岸本アナが辞めるのは驚きです。しかも、椿原アナと永島アナは昨年末に退社の意向を示していたようだが、岸本アナに関しては中居騒動後に退社に傾いた可能性が高く、フジ社内にも激震がはしっているようです」(制作会社関係者)
というのも、彼女たちに続く退社ドミノに発展する恐れがあるからだ。前出・制作会社関係者の話。
「調査報告書の内容次第では、さらにバッシングを受ける可能性があります。そうなると、フジテレビアナウンサーというブランドは地に墜ちかねない。ならば、岸本アナのように、華のあるうちに転職を考えてもおかしくない。実際にフリー転身を本気で考え始めている女子アナもいると聞きます」
テレビ局関係者が予想するのは、次の2人だ。
「可能性が高いと言われているのが竹俣紅アナです。竹俣アナはかつて、美人女流棋士としてタレント活動も行い、鳴り物入りでフジに入社している。しかし、入社後は競馬番組がメインで思ったように活躍できていない。もう1人は、昨年11月、生放送中に体調不良で倒れた小室瑛莉子アナ。小室アナは『めざまし8』で中居問題に対して厳しく社内改革を訴えていましたが、情報番組担当として今回の問題の矢面に立ち、精神的にまいっているという話です」
かつての女子アナ王国も、衰退の日が近づいているのかもしれない。
(渡邊伸明)