今回占うのは、熱愛報道が出ている趣里さんと三山凌輝の2人。趣里さんはNHKの朝ドラで主演を務めた実力派の俳優であり、父は大物俳優の水谷豊です。一方の三山凌輝さんは大人気ダンス&ボーカル・BE:FIRSTのメンバー。そんな2人は結婚間近かと言われているようですが、三山さんの過去の恋愛トラブルによって、そう簡単には実現できないのでは…という憶測もされています。はたして2人に結婚の可能性があるのか否か、2人のホロスコープを読み解けば見えてくるかもしれません。
今回使用するのも、ホロスコープのダブルチャート。2人のホロスコープを出し、組み合わせることによって相性などを見る占法です。ホロスコープというのは、西洋占星術に欠かせない星の配置図のこと。その人が生まれた瞬間に、どの星がどの場所に位置していたかを見ます。それを分析することにより、その人の性格や人生、意識、好み、価値観、才能、恋愛、仕事等、詳細がわかるとされているのです。また、過去・現在・未来についても占うことができます。では、さっそく2人のホロスコープを重ね合わせ、相性を占っていきましょう。
2人の相性相関図を見たとき、「なるほど、これは燃えるだろうな」と感じた私。なぜなら2人の金星が「摩擦と葛藤」の角度である90度を形成しているからです。金星は愛の星と呼ばれ、恋愛を占う際、最も重視されます。金星の角度が良いと、恋愛はスムーズに進展するでしょう。ところが2人の場合、90度という厳しい角度ですから、そう簡単には結ばれないはず。絶えず嫉妬に悩まされ、疑心暗鬼に陥り、ときには相手を責め立て、追い詰める…などの状況に陥りやすいのです。これは、相手が自分の思い通りにならないからこそ支配したくなる…という心理に起因します。そして、そういった心理状態を生み出すのが金星同士の90度なのです。同時にこの角度は、激しい恋愛も誕生させます。お互い無関心ではいられず、傷付くとわかっていても干渉してしまうでしょう。まさに、「間に障壁があるからこそ燃える」相性というわけです。
ただし、2人が惹かれ合うのには別の理由があります。趣里さんの水星と金星が、三山さんの月と0度という「融合・強調」の角度を取っているのです。水星は知性や興味の対象、コミュニケーションなどを表す星で、月は感情や心理、好みなどを表す星。そのため、趣里さんの言葉や態度は三山さんにとても好ましく映り、愛情を掻き立てられるでしょう。また、月は結婚も意味する星ですから、趣里さんを結婚相手として見るようになったのも自然なことです。さらに、金星と月の0度は、相手のわがままや甘えさえも許したくなる相性。2人がお互いをかけがえのない存在だと思っているのは明らかでしょう。
以上、さまざまな相性から総合判断すると、2人の愛が簡単に冷めるとは思えません。ただし、嫉妬が原因のケンカによって別離を経験する可能性もありそうです。そのとき2人がお互いを「切り捨てる」ような決定的行動に出なければ、結婚はおおいに有り得ることだといえるでしょう。
(三田モニカ）
8月1日生まれ。獅子座。A型。占術家。アロマテラピーアドバイザー。早稲田大学第一文学部西洋史学科卒業。占い情報誌の編集プロダクションを経て独立。西洋占星術、血液型診断、タロット等のロジックを応用した開運術を提唱。著書に『ABOAB型人間の頭の中』（青志社）、『どうしてあの人に勝てないの？ ～ひとつ前の星座でわかる、あなたが＜勝てない人＞』Kindle版、最新刊『”ダメな恋”から抜け出せないあなたへ 恋の呪いを解く新法則: どうしてあの人に惹かれるの？～８番目の星座でわかる、あなたが＜弱い人＞ 12星座力学の秘密 』Kindle版（いずれも西瓜社）など多数。
