頻繁にテレビで見かける売れっ子タレント同士ながら、実は共演したことがないという組み合わせはあったりするもの。
元SKE48でタレントの須田亜香里と、フリーアナの森香澄もまさにそれで、6月4日に放送されたバラエティ「これ余談なんですけど…」(ABCテレビ)で、ようやく初共演を果たしている。
お互いの印象について聞かれると、須田は「ずっとテレビで見てて、さすがだなこの人って思って見てる」と森を絶賛。一方の森は「立ち位置がたぶん似てるから一緒に呼ばれることはなくて、同じ番組の同じ場所に違う週にいらっしゃる方っていう」と、共演が少ない理由について分析した。
こうして共演を果たしたことを考えると共演NGというワケではなさそうだが、番組MCのかまいたち・濱家隆一は「ちょっと穏やかではない空気が流れてる?」と、現場の空気がそこまでよろしくないことを察知。
これに森は「いやいやいや…大先輩なんで! 私からすると」と、自身よりも芸歴が長い須田に対して、謙遜しているテイの返しをしていたが、濱家は「オレは森さんの“大”先輩というのが気になった」と指摘。
須田もおちょくられていると感じたのか、「(森と)仲良くなることはなさそうです」と、一定の距離を保った。
「森といえば、テレビ東京時代に同期だった女性アナ(当時)とのアナウンス室での会話だとされる音声が流出する騒動がありましたが、その中で森と思われる声で、『この子たちは毎日踊ってるだけだからね。こんなこと言っちゃ悪いけど』と、乃木坂46をはじめ坂道アイドルをディスるような発言がありました。そのため、アイドルを軽視したような発言で多くのアイドルファンを敵に回したものです。もっとも、須田は乃木坂ではなく、AKBグループ出身ではありますが、“握手会の女王”と呼ばれるほどファン対応が抜群にいいことで知られていました。なんでも、当時の握手会では1日最大4000人を相手に約10時間続けたといい、いつも声がかすれて、喉が血の味がしたと振り返っていますし、いかに握手会に全力で取り組んでいたかがわかります。さらにグループ在籍期間中の13年間はノースキャンダルを貫いていたプロ意識の高いアイドルですから、音声流出騒動の詳細が須田の耳に入っていたとしたら、須田も拒否反応を示してもおかしくはないでしょう」(エンタメ誌ライター)
ちなみに、須田のほうは森の立ち回りを参考にしているなど一定のリスペクトを示していたが、森の側からはそういった発言はなかった…。
(本多ヒロシ)