世界が今、ときめいているのが“レトロジャパン”。日本の歌謡曲が海外で再評価され、レコードやカセットテープに注目が集まる中―。贈りもののジャンルでも、“レトロかわいい”が静かにブームになっています。昭和を思わせる懐かしさと、令和らしいポップさが絶妙に混ざり合う“レトロギフト”。この夏は、あえてちょっと昔の日本に想いを馳せる、そんなギフト選びが人気です。
お中元も、少しずつそのスタイルを変えながら、今の気分に寄り添って進化中。首都圏では6月下旬~7月15日頃、関西などでは7月上旬~中旬が贈る目安。“早めに準備して、きちんと気持ちを届けたい”という人が増えている今、この夏にぴったりの「レトロでエモい」ギフトを3つご紹介!
① レトロな喫茶三種の凍らせて食べるシャーベット
メロンソーダ、プリンアラモード、コーヒーフロート。昭和レトロな喫茶店の人気メニューをそのままシャーベットにした、大人も子どももときめく一品。見た目もレトロ可愛く、どこか懐かしい甘さが、冷凍庫から“夏休み”を連れてくる。
冷やすだけで食べられて、ギフト映えも抜群。まさにこの夏の主役級ギフトです。
② 国産さくらんぼの缶詰
缶に、ちょこんと描かれたさくらんぼ。クリームソーダやパフェにお決まりのさくらんぼの、クラシカルな缶が今、再注目されています。山形産など国産のさくらんぼをふっくら甘く煮て、シロップ漬けにした逸品。麦茶やサイダーに浮かべると、どこか懐かしく、そして新しい味わいに。
「自分ではなかなか買わないけど、もらったら嬉しい」。そんな声の多い、隠れた人気ギフトです。
③ 大阪花ラング
大阪万博、行った?―いいえ、まだです。でも、これなら今すぐ贈れるギフト。カラフルな花の形をしたラングドシャは、見た目も味も“関西かわいい”の代表格。お花のかたちに、ほんのりフルーティな香り。缶入りで保管しやすく、冷やして食べるとよりサクッと軽やか。
お中元というより“夏のごあいさつ”や、ちょっとした手みやげ代わりにもぴったり。「行ってないけど、贈りたくなる」話題性があるギフト、ひとつ持っておくと夏が楽しくなるかも。