7月4日スタートの新ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」(TBS系)にスタート前から期待の声があがっているようだ。
木崎ちあき氏による同名小説が原作の今作は、「ドープ」と呼ばれる新型ドラッグが蔓延し始めた近未来の日本が舞台となっている。
世間にその存在が公表されていない秘密の部署「麻薬取締部特捜課」に、新人麻薬取締官として異動してきた正義感にあふれたまっすぐな才木優人を高橋海人が演じる。そして、才木の教育係で実は“ある過去”を持つ、やる気がなさそうでやる時はやる陣内鉄平を中村倫也が演じるというから、女性視聴者が黄色い声をあげることは間違いないだろう。
さらに変装を得意とする謎の男・ジウを井浦新が演じることが追加発表されたため、7月から金曜の夜10時以降は、今作をクーラーの効いた部屋でリアルタイム視聴する人が続出するのではないかと予想している。
陣内を演じる中村によれば、才木(高橋)の成長が今作の「真ん中の柱」であるのに対して、陣内の“ある過去”が「2本目の柱」になっているのではないかとのこと。陣内は「割と刺激物であり、劇物であり、キーパーソンでももちろんあるというキャラクターですね」とコメントしているから、新たな中村の魅力が発揮されるかもしれない。少なくともこれまではあまり見たことがない「中村のアクション」は楽しみにしていたい。
近未来という設定、バディものでアクション多め、さらにCGまで駆使されるというから、ワクワクが止まらない。
(津島修子)