元放送作家の長谷川良品氏が、自身のYouTubeチャンネル『長谷川良品「テレビ悲報ch」』を更新(6月21日)。「TOKIO」国分太一の印象について語った言葉が話題を呼んでいる。
コンプライス上の問題があったとして出演するバラエティ番組「ザ!鉄腕!DASH!」(日本テレビ系)の降板が発表された国分。同局の福田博之社長が記者会見(6月20日)を行ったが、「プライバシー保護の観点から」を連発したこの会見を、長谷川氏は「ほぼゼロ回答」と皮肉る。
さらに、「この日の1時間半に及ぶ会見で、福田社長の口から何回『プライバシー保護の観点からお答えできません』という言葉が飛び交ったと思いますか?この会見の動画を何回も振り返りつつ数えたんですが、異常な数字でした。ただこれは数に関することなので、プライバシー保護の観点から明かすことは控えます…」と語る長谷川氏。が、その直後に画面に大きく〈とはいえテロップのみでこっそり正解を!43回でした〉といたずらっぽく表示した。
そして動画後半、国分がMCを務めたり出演者の一人である、いずれもTBS系のトーク番組「R30」(2004~08年)、バラエティ番組「タイノッチ」(08~10年)で構成を担当した長谷川氏がこう続ける。
「今回だけはやはり指摘しておきたいことがある。どうしても言いたいことがあります。裏方として番組をご一緒した立場から国分さんの印象について言わせてもらうとしたらズバリ…やはりプライバシーの観点からお答えすることは控えさせていただきますね。誠に申し訳ございません」
やはり、日テレの記者会見が、いかにストレスがたまるものであるかを身をもって皮肉りつつも、最後は、
「個人的には、国分さん自身が率先して会見を開き、全てを話す。世間で言われているように本当に彼が誠実で人柄が良いというのであれば、きっとそうするはずです」
この言葉、長谷川氏が、国分に抱いた印象を示唆しているのか。そして、それゆえに、彼のことを思っての提案なのか。かつて番組に携わっていた長谷川氏の言葉だけに、興味深いところである。
(所ひで/YouTubeライター)