【人生最高レストラン】深田恭子の”素”謝罪「ごめんなさい。帰ります」からあふれ出た「かわいさ」
8月23日放送の「人生最高レストラン」(TBS系)にゲスト出演した深田恭子が「らしさ」を炸裂させたことで話題となっているようだ。
この日の放送の序盤で深田は、MCの加藤浩次から「こういったトーク番組は結構好きですか?」と聞かれ、「はい。実はこの番組見てて。そしてこの番組に出演することを父に伝えたら『毎回見てるよ』ってすごい喜んでいました」と笑顔で返答。さらに加藤から「お父様は何か言ってましたか?この番組のことは」と質問されると、「今度、『人生最高のレストラン』に出るんだけど…」と話し始めるも、深田は加藤からストップをかけられた。「ごめんなさい。ちょっとすみません、話止めるようですけど。『の』は付かないんですよ。『人生最高レストラン』なんですよ。『人生最高“の”』の『の』はいらないんです」と正しい番組名を説明されたのだ。続けて番組にレギュラー出演している島崎和歌子とTBSの宇賀神メグアナ、準レギュラーのYOUから「ごめんなさいね」と頭を下げられた深田は、目を大きく見開いて一瞬だけ絶句すると、「ごめんなさい。帰ります」と立ち上がり、それぞれが座っているほうに向かって頭を下げたのだ。
大声で謝ったわけではないが、深田の動揺の大きさは誰もが感じたようで、加藤は即座に「帰らなくていいのよ!帰らなくていいのよ!」と必死で引き留め、さらには「ごめん、ごめん。『の』付けて。『の』付けていいよな!付いてるよな!OKだよな!」とスタッフに確認するような態度を見せ、「僕が忘れてた。『人生最高のレストラン』だわ。びっくりした。すいませんね」と深田の勘違いをフォローしつつ笑いを誘った。
こうした勘違いをした時に「かわいい」と思われるのが深田の特性だと思う。その「かわいさ」は人を動かす。
番組冒頭でも、加藤からは「いつまでも変わらない。ホントにかわいらしい」、島崎からは「奇跡の40代でしょう」「何食べたらああやっていつまでも若々しくいられるんでしょう」、YOUからは「お美しい」などと称賛され、加藤から「変わらないって言われるのはどうですか、嬉しいですか?」と聞かれると、「いや、ぜんぜん変わってますよ。ちゃんと年、取ってます」「毎朝、顔洗って(自分の顔を)見るたびに『あ、昨日より老けたな』と思ってます」などと笑いを誘っていた深田。こうした加藤とのやり取りや、番組名を勘違いしたまま出演することは、他の人がやったなら批判する声が出るかと思う。しかし、深田がすれば「かわいい」になる。これはもはや理屈ではない。深田とは、そういうキャラクターなのだ。「天性」なのだ。
東京都庁に務めていたという父親を「お父さん」と呼ぶことも、深田だから「かわいい」。おそらく深田は何歳になっても、何をしても「かわいい」と言われ続けることだろう。
(森山いま)
