24時間テレビ「しゃべくり007」の内容に「チャリティー番組としての存在意義がなくなる」痛烈批判のワケ
8月30日から31日にかけて日本テレビ系で放送された「24時間テレビ 愛は地球を救う」。チャリティーランナーを務める「SUPER EIGHT」横山裕が会場の両国国技館を目指して激走を続ける中、深夜に放送されたのが、6年ぶりの生放送となる「しゃべくり007」だ。
同番組では「世界的スター&国宝級俳優初登場SP」として、ジャッキー・チェンと田中泯がサプライズ出演。超豪華ゲストの登場にスタジオは大いに盛り上がった。番組を通じて行われたのが「生放送中にネットニュースに何本載るか?」と題した企画。出演者が暴露話を披露し、リアルタイムでネットニュースの掲載状況を確認するという内容である。
しかし、この企画について、芸能関係者は「生放送ならではの面白い取り組みで面白いアイデアだとは思ったものの、明らかに『24時間テレビにあるまじき話題』が含まれていました」と振り返るのだ。
あるまじき話題と指摘されたのがダイアン・津田篤宏が自身の“売れっ子ぶり”を明かしたシーン。
「津田と親しいガクテンソク・よじょうのタレコミによると、このところ食事後の会計時に津田が『オレもう小銭いらんねん』としきりに言っているとのこと。レギュラー6本を抱える津田がいかに儲かっているかを物語るエピソードでした」(前出・芸能関係者)
こうして、共演者から「言ったら絶対にネットニュースになる」と「今月の月収」を問いただされた津田は、ためらいながらも「800万!」と告白したのだった。
「大前提として『24時間テレビ』は寄付を募るチャリティー番組。多くの視聴者からすれば、自分よりも圧倒的な高収入を得ているタレントの出る番組に募金したいとは思わないでしょう。長らく同番組には『慈善活動を謳っているに出演者にギャラが発生するのはおかしい』といった批判も絶えない。今回の出演で津田がギャラを受け取るのかどうか定かではありませんが、“チャリティ番組としての存在意義”が損なわれる告白だったことは間違いありません」(前出・芸能関係者)
募金額に影響が出ていなければいいのだが。
(塚原真弓)
