【コストコ】アメリカ生まれでジャパンスピリッツの「BBQソース」2本を食べ比べ……かなりの違いに衝撃!
『コストコ』に行くたびに気になっていたハチマキしたタコのマークのバーベキューソース。なんでタコがハチマキ? そして笑顔? どうみても外国生まれなのにジャパニーズの文字。そして、コストコのバーベキューソースといえば、「ヨシダソース BBQ」。ということで、アメリカ生まれなんだけれど日本を感じる「バーベキューソース」を食べ比べてみることにしました。
まずは「ヨシダソース BBQ」(899円)。それこそコストコ日本上陸の頃からずっと置いてあるヨシダソース。吉田さんがアメリカで作ったもので、一代でアメリカンドリームを叶えたことでも有名なソースだったりします。BBQソースの中身はトマトペースト、糖蜜、砂糖、果糖ぶどう糖液糖、食塩、スパイスブレンドなど。褐色でトロッとしています。
それに対し、BACHAN’Sの「ジャパニーズバーベキューソース」(1,868円)は、日本からの移民だった創業者の曽祖母→祖母に伝わったレシピを基に生まれたソース。読み方もバチャンズではなく「バーチャンズ」。つまり、社名は「ばあちゃん」です。中身は醤油、サトウキビ、みりん、トマトペースト、有機生姜、ネギなど。「ヨシダソースよりはサラッとしているかな~」くらいの感じです。
食べ比べる肉はこれまたコストコで買った黒毛和牛切り落とし。ということで、ササ~ッと肉を炒めてソースを絡めて食べたところ……もぉ全然味が違う!
「ヨシダソースBBQ」の方は、ケチャップとかウスターソース的な甘味と酸味があって、「ポークチョップとかハンバーグにかかってたよね~」という味なのに対し、BACHAN’Sの方は、醤油やみりんが感じられるすき焼きの割下みたいな味わい。とはいえ、ニンニクなどが入っているから厳密には違うんだけれど。ちょっと照り焼きのタレっぽい? ヨシダソースよりも和の味わいです。
なので、バーベキュー以外の料理でハンバーガーとかカレーの隠し味に合いそうなのはヨシダソースで、煮物とか照り焼きとか和食アレンジによさそうなのがバーチャンズ。タコがふざけているラベルだと思ったけれど、ひいおばあちゃんから伝わるレシピはかなり和食寄り。防腐剤不使用だし非遺伝子組み換えだしビーガンにもOKなど、実はこれ、「かなり使えるソースじゃん!」と思える1本でした。
(ロドリゴいしざわ)
