【ザ・ロイヤルファミリー】武豊も登場!物語より「馬の美しさ」に騒然で「ドラマ終盤は大盛り上がり」説の意外根拠
妻夫木聡が主演を務める日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」(TBS系)が10月12日にスタートし、初回の平均視聴率は11.7%をマークした。
このドラマは、競馬の世界を舞台に、熱き情熱をもって夢を追い続けた大人たちが、家族や仲間たちとの絆で奇跡を起こしていく、人間と競走馬の20年にわたる壮大な物語。原作は、山本周五郎賞やJRA賞馬事文化賞を受賞した早見和真氏の同名小説で、実写化にはJRAが全面協力している。
大手税理士事務所に勤務している栗須栄治(妻夫木)は、税理士としての仕事に悩んでいた。そんな折、山王耕造(佐藤浩市)が一代で築き上げた人材派遣会社・ロイヤルヒューマン社の人事統括部長で耕造の息子・優太郎(小泉孝太郎)から競馬事業部の実態調査を依頼される。競馬事業部は赤字続きで、栗須は競馬事業部撤廃のための報告をしたのだが…。
視聴者の感想としては「放牧地を走る馬の姿は良いですね。競走馬、馬主、牧場、トレセン、そして騎手。全てに物語がある事を、この初回放送だけで分かって貰えるんじゃないかな?知れば知るほど面白い世界だと思います」「馬が処分されてしまうというJRAや関係者が一番触れて欲しくない部分に触れたことはなかなか本気度の高いドラマだと思う」「原作も読んでこれは馬が主役だなと思ってたら想像以上に馬の映像が美しく目が可愛らしくセリフもないのに語りかけてくるようで馬を見てるだけで泣けてきた。まさしく馬セラピードラマ」「馬ってこんなにも美しい生き物なんだとあらためて思った」など、ドラマよりも馬を称えるコメントがネット上に目立った。
「騎手の武豊氏が本人役で登場したのは、競馬ファンにとって大きな驚きだったようです。また、馬主になるためには、莫大な費用が掛かること。予後不良(競走馬の脚部等に故障が発生し回復が極めて困難となった状態)となった馬が殺処分されることなど、競走馬に携わる光と影が丁寧に描かれていました。耕造の目指すものは『有馬記念』。これは、中央競馬の1年を締めくくるGI競走として有名ですが、ドラマの終盤はまさにこの時期に当たります。今年の有馬記念は、このドラマにあやかって大いに盛り上がるのではないでしょうか」(テレビ誌ライター)
今年の有馬記念は、競馬ファンならずとも興奮させてくれそうだ。
