有働由美子「with MUSIC」に終了報道…松下洸平を“無駄遣い”し続けた「致命的なミスマッチ」
有働由美子と松下洸平を司会に迎え、昨年4月に鳴り物入りでスタートした音楽番組「with MUSIC」(日本テレビ系)に「番組終了」の報道が飛び出した。11月21日の日刊スポーツによると、同番組は来春で終了。背景として視聴率の不振が挙げられている。テレビ関係者が語る。
「当初は土曜日の19時56分から1時間番組として放送されていましたが、今春から土曜22時台に移動。『情報7Daysニュースキャスター』(TBS系)や『未解決事件』(NHK)など競争の激しい時間帯であることも重なって、視聴率が伸び悩んでいました」
ネックとなっていたのが制作費だ。
「毎回大物アーティストを起用する上、有働のギャラは一回200万円とも報じられています。スタジオのセットについても『たぶん日本の音楽番組で、いちばんすごいLED』だと番組公式SNSで有働が紹介していた。いまさら番組のスケールを落とすこともできず、厳しい状況だったのでしょう」(前出・テレビ関係者)
苦戦を強いられた背景には、有働自身の適性も。前出・テレビ関係者が続ける。
「NHK時代の『あさイチ』では主婦層への共感力を見せつけ、フリー転身後の『news zero』(日テレ系)でも硬軟自在のコメントで視聴者を引き込んでいたものの、いかんせん音楽番組では彼女の良さが出せていない。SNSでは『無理している感がすごい』といった辛辣な声が放送のたびに溢れています」
さらに、視聴者をモヤモヤさせているのが「松下洸平の無駄遣い」である。
「俳優でもシンガーソングライターとしても絶大な人気を誇る松下ですが、番組ではあくまで有働のサポート係。ほとんど添え物のような扱いになっているんです。有働がアーティストと話している際に無表情であることから『番組に向いていないんじゃないか』と思わせられる。最初は彼目当てで見ていた視聴者も、少なからず離脱してしまったのではないでしょうか」(前出・テレビ関係者)
つくづくもったいない番組であった。
(塚原真弓)
